愛でる桜に散る桜。
なによりの桜はこだわりの桜。
散り急ぐ桜の美しさ。
咲くことは命で 散ることは死。
たわいのない悪戯に戯れる無駄な死。
決別した心は もう戻らない。
永遠に。無惨に。無限に。
あなたに問う。
人生はいかほどか。
忘れられた孤独は楽しいか。
そんな人生を望んで生きているのか。
桜に眠る孤独の跡を未来と呼ぶのか。
再度問う。
曲がりなりにも生きてきた孤独を最良と呼ぶのか。
再度問い詰めたい。
あなたはなにが幸せなのかを。
神のレベルが届く心臓の🫀強さを持っているのか。
まだ乾かぬ涙が大きな波になるのなら
それは大いなる嘘だ。
淫らな心音も臓器の声明。
恋して 恋に落ちて 愛に死す。
曼荼羅の影に蠢く鼓動が渡り歩く世の習い。
桜🌸は咲くことを望んでいない。
咲いて貰いたいという希望に添えたいだけ。
終わりだ。桜は もうそろそろ終わりだ。
死んで尚咲く桜🌸のように夢を語りたい。
自慢はたったひとつだ。
私は咲き切ったと断言する。この人生において。
無精武難。
最後に咲く湾曲の桜へ。