壮大な結婚式。
華やかな一面。
誓いの言葉。
「 これから先 健やかなるときも病めるときも
喜びのときも悲しみのときも
富めるときも貧しいときも
お互いを愛し 敬い 共に助け合い
命ある限り真心を尽くすことを誓います 」
これだけの言葉。
達成できたら素晴らしい。
一晩のシンデレラ。
かぼちゃの馬車もネズミも
魔法が解ければありのままの現実。
妻になることも、夫のお役目を果たすことも
なかなか大変だわ。
そして、愛しい子供。
可愛さに負けない位の大変さ。
それでも凄い。
人はそれを当然として受け入れて
歳を重ねて、この世を去っていく。
帰った世界にも修行はあるのにね。
結婚は大変だ。
最初から、どんな時も頑張りなさいと諭される。
誓いの言葉のはずなのに。
もちろん、ひとりでも理屈は一緒だけど。
産んでくれたお母さん。
生活を支えてくれたお父さん。
子供にはどんどん自立を促さないとね。
でも子供は子供。
自立出来ない間は、ある程度よく考えて譲らないとね。
親のフィルターを通して社会を知ることを。
一生、親の言いなりでは困るけど。
難しい。
出来ないかもしれない。
そんなことは重々承知。
『 こんな結婚式の言葉が重たいなんてね。
結婚は壮大なイベントだ 』
綺麗なドレスに誓いたい。
このドレスが最後に幸せであったと言えるように。