私は潰瘍性大腸炎という病気持ちです。
これは難病と言われ、具体的な治療方法がまだ見つかっていない病気です。

その影響で年に1回、内視鏡検査をしています。
簡単に言うと、お尻からカメラを入れる検査です。

そうです。
"うわぁ〜テレビで見たことある痛そうなやつ〜"
のやつです

もう4回目ぐらいでしたので、
痛みという痛みはさほど感じませんが、
やはり慣れません。

時間にして15〜20分でしょうか。

できるだけ気を逸らすために
今年はある作戦を考えました。

それは、
『落語お稽古作戦』 
です。

器用なブロガーなら文字を大きくしてカラーにするところですが、面倒くさいのでやりません。

落語を1回稽古しているうにち、
気づいたら検査が終わっていた…
というのが狙いです。

が、開始15秒で断念しました。

無理です。

「こんにちは」
「おぉ、誰やと思たらおまはぁぁ〜〜ん!っっくぁいっっいいぃぬぁっ…」

となります。

もし落語家の皆さんで内視鏡検査をされる際、
落語お稽古作戦をお考えになられてる方は
諦めた方が良いでしょう。

なので私は
女優の"のん"さんとドラマで共演して、
撮影で意気投合し、
そっから何回か食事に行って恋が始まる。
という、ありもしない馬鹿馬鹿しいことをひたすら考えていました。

するとどうでしょう。
あまりに緻密に妄想しすぎて、
撮影が始まる前の初顔合わせの段階で検査は終わってしまいました。

これは今後内視鏡検査を受けられる方へのアドバイスですが、検査中はどうしようもない馬鹿馬鹿しいことを考えた方が絶対に気を紛らわらすことができます。

無事に終えることができました。

そして、
横になった私の体をトントンしてくださった看護師さん。
お昼寝する時の保育士さん並みに安らぎました。
ありがとうございました!

よって今年の内視鏡検査で分かったことは、
検査中は馬鹿馬鹿しいことを考える
ということ以上に、
トントンは年齢関係なく
安らぎを得ることができる
ということです。

そこの彼女さん、
今晩彼氏さんにトントンしてみては…

それではここで1曲。
Mr.Childrenで「しるし」