みなさん、こんにちは
目指せ♡
45歳からのクオリティ・オブ・ライフ
更年期 “ゆらぎ世代” の日々を
薬膳でさらに快適に♪
『小江戸薬膳 川越あわい屋』
女店主 鈴木ちえ です
今日から
より使える薬膳を目指して
新シリーズをはじめます~
前回もお話ししましたが
知っておくことで、いざという時
自分で不調の原因を見つけ出すことができたり
大事にいたる前に
体のサインを読み取って
病気を防ぐことができるような
そんな実践的な知識を
お伝えしていけたらなと思っています♡
そして
それを手にしていただくことで
ご自身だけじゃなく
みなさんの大切な家族やパートナーなどを
守れるチカラにもなると信じています
今日は、その第一歩として
「病気ってなに?」
「その原因とは?」
というところから
順を追ってお話ししたいと思います。
病気になるには
何らかの原因があるんですが
では、そもそも「病気」って
どんな状態を指すのでしょうか?
中医学では
体のバランスが崩れ
自然には元の状態に戻れない
自然治癒力が働かなくなった状態を
「病気」ととらえます。
その原因として
大きく3つの因子があげられます。
病気を呼び起こす因子
つまり、病気のタネは
外因(がいいん)/内因(ないいん)/不内外因(ふないがいいん)
で合わせて三因(さんいん)といいます。
外因とは
人体の外側に原因があるもの。
季節の変化や環境などにより
外部から細菌、ウイルスなどの
邪気が侵入して発病するタイプ。
代表的なものに
「六淫(りくいん)」、「癘気(れいき)」
などがある。
内因(ないいん)
人体の内側に原因があるもの。
感情の乱れやストレスなどの
情緒的な原因や
内臓の機能失調による
免疫力の低下等で発病するタイプ。
代表的なものに
「七情(しちじょう)」がある。
不内外因(ふないがいいん)
外因でも内因でもない原因。
不規則な食事や極度の疲労
不摂生な生活、外傷、食中毒
痰飲、瘀血、寄生虫、遺伝などによる発病。
いかがだったでしょうか?
今日は
病気を引き起こす原因が
3つの要素からなることを
かんたんにご説明しました♪
次回はそれぞれ原因ごとに
くわしい解説をしていきたいと思います。
季節の特徴とか、
あと、感情と内臓の関係性など
中医学特有の解釈があるんだけど
これがおもしろい!
ココロとカラダがひとつだというのが
よく理解できると思います。
そして薬膳をつくるにも
ものすごく大切なポイントに
なってくる部分なのでぜひ見てね
そのあとも順次
病気が発病する、進行、変化するなどの
メカニズムもご紹介していきます。
自分の復習も含め
できるだけわかりやすく
お伝えしていきますので
この新シリーズもよろしくお願いします
シリーズになんか名前つけたいな~