こんにちは
一般社団法人日本紙バンドクラフト協会
トリリアムメソッド®認定講師
はじめてさんの紙バンド教室「かみふる」
田中優子です
作品の底、きちんと詰まってますか?
今日は、クラフトバンドの作品作りにおいて、レッスンでもしっかりお伝えしている基本の一つについて。
それは、「底を作るときの隙間」。
こんなふうにきれいに詰まってますか?
少しのすき間が大きなゆがみに
底を編んでいるとき、「まあ、これくらいの隙間ならいいか…」なんて思ったことはありませんか?
実は、このわずかな隙間が、後から大きな差になって返ってくるんです。
●形がゆがむ原因に●
底に隙間があると、横のひもがふくらんで弓なりにたわんでしまっているのがわかりますか。
これでは、縦ひもを正しい位置で立ち上げられませんね。
それから隙間があると、ひもが動く余白を作ってしまうため安定しません。
結果として、グラグラした土台の上に家を建てるようなものなんですね。
●強度が変わる●
隙間なく詰まった底は、それだけで板のように丈夫になります。
長く使っていただくバッグやかご、この密度が大切なんですね。
中心へ向かって上からも下からも詰める
縦の編み紐を入れたら、中心へ向かって上下から手で、ギュッ、ギュッとしっかり詰めましょう。
地味な作業ですが、作品の土台を、一目ずつ丁寧に整えていく大切な作業です。
この「底」がしっかりしているからこそ、その上に編む側面の編み目が美しく生きてくるんですよ。
洗濯ばさみはNG
さて、詰めてボンドを付けたあと、接着させようとして、こんなふうに洗濯ばさみで止めちゃっていませんか?
これもNGです。
洗濯ばさみを付けた部分、ちょっと山なりに浮きますよね。
これ、簡単にクセがついてしまうんです。
これもまた底がゆがむ原因に。
「平らな場所」で手で抑えましょう。
「手で押さえるの、だるいわ~」(笑)と思われるかもしれませんが、数分、じっと待つ、これが一番きれいの近道です。
文鎮や平らな本など、重しを代用するのもありですよ。
あわてず待ちましょうね。
底は作品のかなめ
よくクラフトバンドの作品作りにおいては「底が命」といわれますが、それにはちゃんと理由があったんですね。
作品が出来上がった時の仕上がりをみたらきっと、底づくりの大切さの理由がわかると思います。
これからも底づくりの大切さを丁寧にお伝えしていきたいと思います。
本日もお読みくださり、ありがとうございました。







