久々に新しい神社へ行ってきました。奈良は吉野の金峯神社。

 

 株式会社フロレゾンっちゅうのがありまして、自分の魂の生まれた場所とか、本来の氏神様とか、なんかそんなんをいろいろ教えてくれる会社なんですね。

 で、経営者の集まる交流会でそこの社長と会ったんです。ほんでまあおもろそうだったので鑑定を受けたのですが、自分のラッキーカラー、開運スポット、真実の名前、魂のルーツ、開運フラワー、真氏神様を教えてもらって5万くらいしました。めちゃ高い。

 

 でもね、5万円払って例えば交流会に10回行ったとしましょう。それでできる人脈から仕事に繋がることなんて、もちろんあるけどそうそうない。だとしたら5万円で神様に頼った方が実は効率がいいんです。

 

 知らん交流会に行って3000円払うより、神社で御賽銭300円入れる方がいい人と出会えます。不思議なもんだ。

 

 なので、5万くらいええわい!いろんなこと知れたらええもん!と思ってカードきりました。

 

 カードって実質タダじゃないですか笑

 

 

 で、真氏神、即ち近所の神社ということではなく、自分が住む土地へとエネルギーを供給してくれている神社である金峯神社へ行ってきたのでありんす。

 

 本当は僕の魂が生まれた場所に行ってみたいんですが、栃木県の中禅寺湖らしい。そこにいけばエネルギーが共鳴し、波動調整され、自分が生まれた意味や目的などの意義がわかるらしいんですけど、栃木て。こちとら大阪でっせ。

 

 なのでまあ、パッと行けるといえば奈良の吉野の金峯神社ですので、そこに行ってきました。

 

 しかもね、お賽銭は5千円札1枚と1000円札1枚で、かつ720ml以上の甘酒を3本、無地熨斗に名前だけ書いて奉納しろときたもんだ。お賽銭6000円高いななんて思いながら、かつ甘酒も知り合いの酒造に手配してもらいながら、行ってきたのでございます。

 

 今朝、6時に起きて、7時出発。ナビに従うと右折すべきところを名古屋帰りだったのでガソリンがなくて、スタンドよらねばーと左折したら、案内ルートが変わってしまいまして、ガソリン入れたあと、その新しいルートで行ってみたら途中で通行止めになってててんやわんや。30分くらいロスしたかな。

 

 で、吉野山は道が細い。途中崖やし。対向車来たらどうしようと思いながら、ホンマ冷や汗もんでした。

 真氏神様のところは一回行っただけでは点でしかつながらず、行くごとにパイプが太くなって、最終的には自分の家がパワースポットになるらしい。なので3回は行った方がいいよと社長に言われているので、たまに行こうと思うのですが、5時起き6時出発にしようかしら。なんせ対向車が怖い。

 

 でまあ木曜日だったかな、行く前にふと思ったんです。僕の大好きな霊能力者(?)の安井さんに聞いてみよっとって。安井さんは僕が神棚置いて間もない頃に、「僕に何かついてます?」と聞いたところ、神棚の話もしていないのに僕の神棚に祀っている全ての神様を当てたという強者でございます。神様の声が聞こえるらしい。今では年末の御札交換の際、順番をアドバイスしてもらっています。

 

 そんな安井さんに

「土曜日金峯神社行くんですけど、神様なんていうてます?」

 とLINEしたところ

「歓迎されています。気と心を整えてきてください、とおっしゃってます」

 とのこと。

 

 いいね~いいね~と思っていたのですが、細道の運転と、尿意と、駐車場ないことと、甘酒の重さと長い坂道参道ですっかり忘れていまして、結構疲れて、心が乱れている状態で現地到着。

 

 ひっそりとある神社で、そこまで有名でもない様子。

 

 階段を上って、甘酒を奉納しまして、手を合わす。でも、何もない。気持ちいわけでもないし、厳かなわけでもない。言葉を選ばずにいうなら面白くない。で、変性意識になろうとするものの、なかなか集中できない。

 

 ちょっと気持ちを切り替えて集中モード。ようやく変性意識に入りかけたけど、左脳にしか意識が集中できなかったので、しっかり呼吸を整えて、ゆっくりゆっくり、意識の玉を右脳から頭全体に広げます。そうこうしている内に気も心も落ち着き、変性意識に入ることができてからゆっくり目を開けるとさっきとは全然違う雰囲気でした。

 

 拝殿の奥には本殿があって、めちゃめちゃ入りたかったのですが、卒塔婆みたいなもので入口が閉じられています。ほとんど消えかけている文字で「土足で入るな」的な文字が見えるので、脱ぎゃ入っていいんかなとも思ったのですが、卒塔婆みたいなものをまたぐのもどうかなーと思うし、諦めました。

 

 ただな~、これからあと数回は行くわけやし、今度は拝殿お邪魔して掃除してみようかな。そこそこ汚れていたし、綺麗にするのもいいかなと思いました。そしたら堂々と入れるしね。

 

 その場合はやっぱり許可いるよね、宮司さんの。無人の神社で、問い合わせ先が宮司さんの自宅らしいので、かけて聞いてみようかしら。掃除していいですかって。

 

 難しいなあ。親戚に曹洞宗のお坊さんがいるんですけど、親族の葬式の時、酔っ払って葬儀場のでっかいチーンってならすやつを被ってました。ま、昔からおもろいおっちゃんやったからそれはいいんですけど、僕らからしたらあのチーンすら神秘的なものですが、おっちゃんからしたら別に大したものじゃないんですね。拝殿という神域も同じで、僕が素人やから気にしているだけで、本当は別にさっと靴脱いで中入って、本殿拝んだり、拝殿のお掃除なんてものは勝手にしてもいいのかもしれませんね。

 

 ちなみに曹洞宗のおっちゃんですが、翌日誰よりも早く起きてきて、それはそれは立派な読経を聞かせてくれました。名誉を守るために一応書いておきますね。うちの親族は葬式のとき、そこまで悲しみません。笑って送るようにしています。なのでおっちゃんが酔っ払ってもいいんです。でも翌朝のメリハリはすごかった。カッコいい。

 

 

 ちなみに滞在時間は20分くらいだったと思うのですが、ハイキングコースの道中にあるんですね。なのでひっそりとある神社とはいえ人も来るようで、その間訪れた参拝者は僕より少しはやくにいた人が1人、ご夫婦が一組、おじさんが1人でした。帰り道に2人ほどすれ違ったので、まあそこそこいますよね。次回はもっと近づきたいし、もっと集中したいので、これから日の出も早くなることやし、次回は早朝に行こうかな。さっき5時起き6時出って書いたけど、掃除するなら4時起き5時出かな。それでも着くの7時やもんな~。