鳴くよ うぐいす くんぱち山 | 宮崎の山・川・海

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前進あるのみ! でも たまには 一休み ひとやすみ。

3月17日の 日曜日、嫁と 子供達は 「宮崎ガス」の 「キッズ 茶ムリエ」、

=お茶入れ教室に 10:00~14:00まで 参加すると いうので、

コレ幸い!送って行った後、正月 依頼の 山登りに 向かいます。


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参考タイム:鳥居の登山口(10:15)~カネゾウ小屋跡(10:45)~

        くんぱち神社(11:15)~山頂(11:30~12:30)~

        登山口(13:15)


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登山口への 林道では これからの時期、

下草が 伸びて来ると、車の 側面を やさしく(?) 撫ぜてくれます。

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今回 始めて タイツで 登りました。おじさんには なじめない 格好です。

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登山口付近は ちょっとした 谷間になっていて、ウグイスが 鳴くと

鳴き声が 反響して とっても 綺麗に 聞こえます。 あぁ~、春って 感じ~、気持ちいい~!

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このあたりは かなり前ですが、台風被害にあって、ズタズタに なった事が あるのですが、

今は すっかり 綺麗になっています。


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ツワに イタドリ。 山菜シーズン 到来! いいですね~。帰りに 摘んで 帰ろう~。

と、この時点では 帰りに 起こることは 想像もできないので、のほほ~んと 春を 楽しんで いました。


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杉の 人工林の中に 入ります。このあたりの 若い杉も だいぶ 延びて来て、

歩きやすく なりました。

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さて、急登の 始まりです。

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息が あがったので、足を止めて ふと 目線を あげると 山桜が 目に 入りました。

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ガンガン登ると、 帰りに へこたれるので、セーブしつつ 登ります。

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山桜の カーペット。

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なんだか 好きな 空間。

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この ピークまで 30分。ここから、一旦 少し 下ります。


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苔むした 谷を 登って 行きます。

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スプレーで 矢印を 書くのは やめて 欲しい。 せっかくの 雰囲気が だいなしです。

(でも、帰りには これも しょうが ないのかな?なんて 思ったり しました。)

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谷から 尾根に 上がります。

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すぐに くんぱち神社に 到着です。

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昨年の 夏は ココに 泊まったんですよ~。


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くんぱち神社からの 風景です。ちょっと かすんで います。


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「らくがき帳」に 記入。


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神社の 裏手から 少し 下ります。

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曽山寺からの ルートに 出会います。

こんなに 立派な 標識が あるのに・・・・・・・・。

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神社から 15分で 山頂です。


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やっぱり かすんで います。

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今回の 昼食は インドネシアの ラーメンに、 前夜 神楽でもらった お餅を 投入します。

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誰も いない 静かな 山頂。 ガソリン ストーブの 音だけ。

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11:30に 山頂に 着いて、食べ始めたのが ジャスト12時。

弁当を 持って 来てたら 「さあ、下るか」の 時間ですね。

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ちょっと 足りなかったので、非常食袋の中の チョコを チェックすると、

3つとも 賞味期限切れです。1番 古いのを 食べました。

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さて、テクテク 下って 行くと、夫婦で 登って来た だんなさんが、

「エクスレイルの 人ですか?」 「はい」。

「若い カップルが 曽山寺の 方から 登って 間違って こっちに 降りて 来て、

7、8分前に 下って いったんですよ~」 「え~っ! はぁ~、拾って 登山口まで 送りますわ~。 」


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登山口まででは 追いつけなかった。

と、軽自動車が 登って 来た。

「若い カップルが 下りて 行きませんでした?(経緯を 説明)」

「お~ おったわ~、もう だいぶ 行ってるやろうね~。」

「曽山寺の 登山口まで 送って 行きますわ~。」

「そうしたほうが いいね、これから 歩くと 日が 暮れるかもね~、

ちょっと そこの ミツバチの巣と 害獣駆除の 罠を チェックしに 来たんやわ~。」

さっきは、下の方まで 猿が 下りて来てたから 撃ち殺して 来たわ~、

あら?切った しっぽが ない」 「猿と 鹿ですか?尻尾が 証拠で 1頭 いくらか 出るんですね?」

「いや イノシシと 猿ね。 鹿は 田野 までしか 来てないわ。1頭 2万円 出るんだけど、

8千円 猟友会に ピンはね される とよ~」「えっ~?」 「ダニ には 気をつけないよ~」 「はい」

「農協で 売ってる ダニよけの 粉を ふると いいわ!」 「はい じゃあ また」


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車で 少し 下ると 例の カップルを 発見。

自動車の 女性と 話してしている。始めは 登山口近くまで 乗せて 行って 欲しいと

交渉しているのかと 思ったが、話を 聞くと 自動車の 女性が 「ジール」という レストランに

行きたいのだが 道に迷ったので、 カップルに 道を たずねて いたらしい。

こいつらに 聞いても 無駄だわ~。道に 迷った人が 道に 迷った人に 道を 尋ねる。


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「登山口まで 乗せていきますよ」と 言うと 「助かりますわ~」と 明るく 返される。

ちょっと 後悔。 ほっといて 歩かせれば 良かったかな?

若い カップルと 言われたけど、男性は 私より 上っぽい。

女性は 確かに 若く 20才前後です。 この 2人 どんな関係~?


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車中での 会話。

「災難でしたね~、くんぱち以外に どんな 山に 登りました?」

「あ、ぼろいし山に 登りました。あ、それと 韓国岳にも 登りました。」

「 どうやって 曽山寺の 登山口を 知ったんですか?ネットですか?」

「本で 簡単に 登れる ルートって 書いてあって、グルグルで 調べたら 林道まで 出て来たので」


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「登りきった所(尾根と 言っても 解らないと思って)に 標識あったでしょう~。そこから 左に 行けば 山頂ですよ。

右の くんぱち神社の 方に 向かって 下って しまったんですね?標識 気づきませんでした?」

「いや~、気づきませんでした~ 」。(登りきった 所も ピンと 来てない様子です。ダメだ こりゃ~。」

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林道の 途中に まっ黄色の 常用車が 停めてありました。

当の 2人は 「これは 歩いたら 大変だったね~。」 なんて、言ってます。


車から 下りると、「ありがとう ございました~」と、名刺を 渡されました。


(げっ!)


「お名前は?」と 聞かれ、「いや いや、帰りは 気を付けてくだいね~。」と そそくさと 退散しました。


名刺には 「○○大学 医学部 ○○学科 推教授 ○○○○」と 書かれていました。


大学病院の先生かい! と いうことは 女性は 教え子の 女子大生。


遭難とかしたら 目も当てられないじゃ~ ないですか!


困った 人も いるものです。


あまり 反省した 様子もなかったので、小言を 言っても 無駄だと 思って 何も 言いませんでした。


私も 1人で 山に 登って、何回も 道に迷っていますが、そのたびに 「あそこは 少し 引き返して


ルートを 確認すべきだった」 とか、「現在位置が 把握できなくても 地形図と コンパスを 取り出して


調べれば 冷静な 判断が できたはずだ」とか いろいろ 検討します。次回 同じ事を 起こさない 様に。


あの人は 同じ事を 繰り返すでしょうね。大きな 事故に つながらなければ 良いですが。


春の のんびり 登山のはずが、「なんだかな~?」の 登山となり、送って行った 林道の 下りは、


少々 運転が 荒っぽくなった 春の 登山でありました・・・・・・。