テーピングは  大変 お薦めです

ぜひ 試してみてください

膝のお皿の痛みとテーピング その1

今回も膝の痛みのお話です。膝の痛みは、大きく2つの痛みに分けることが出来ます。

①いわゆる膝の関節(脛骨大腿関節/けいこつだいたいかんせつ)の隙間の痛み

②膝のお皿周り(膝蓋大腿関節/しつがいだいたいかんせつ)の痛み

 

 

今回はその中でも症状の多い、膝のお皿の内側の痛みについてお話ししたいと思います。

これは板橋区 第二わしざわ整形外科でも患者様の多い症状です。

 

まずは筋肉とお皿の動きとの関係についてみていきましょう。

 

膝を伸ばす筋肉には、大腿四頭筋(だいたいしとうきん)が太ももの前にあり、それがお皿についています。

さらにその中でも内側と外側に分かれており、

それらが上手くバランスを取ることで、お皿が真っ直ぐ動くようにしています。

 

しかし、痛みがある方は外側が硬く、内側の筋肉が弱いことが多く、

そのバランスが崩れてしまいます。

それにより、お皿を外側に引っ張りながら上下に動くので、

 

それが痛みとなって現われてしまうというわけです。

膝のお皿の痛みとテーピング その2

 

 

膝のお皿の痛みを抑えるテーピングをご紹介します。

とても簡単なので覚えておくと便利です。

それではやり方です。

 

①膝を伸ばして座ります。

②膝のお皿の少し外側にテープを貼り付けます。

hizatape01

③膝のお皿を外から内側に押しながらテープを貼ります。

hizatape02

hizatape03

 

 

※膝のお皿は力を抜いて膝を伸ばした状態だと動くので、それを判断の基準として見つけてください。

 

いかがでしたか? 今までのテープと比べると簡単だと思いますが、効果は高いです。

 

この膝のお皿の痛みは、日常生活では階段の下り

じっと座っていて立ち上がった時に痛みが出やすいことが特徴です。

 

もし心当たりがあるようでしたら、試してみてください。

 

痛みが改善しない場合は、早めに診察を受けてさいね!