見せる筋肉」より「使える腹」」
「姿勢をキープするお腹の使い方」についてご紹介します。
腰痛予防に大きな効果があり、運動機能が飛躍的に向上します。
「見ため重視の腹」より、日常生活で威力を発揮する「ホンモノの腹」です。
【使える腹】
毎日何百回も腹筋運動をやっているにも関わらず、
体幹が弱くてポテンシャルを発揮できないアスリートが何人もいました。
ヘラクレスのような体をしているのに 弱い。
こういう人は、動作をするための腹筋は強いのですが、
姿勢をキープしたり、腰部を保護したりする
「インナーコルセット」(腰部を補正する筋肉)が働いていないか弱いのです。
インナーコルセットの働かせ方を知れば、つらい腹筋運動をたくさんやらなくても、体の機能を大きく向上させられます。
【「ヘソ下を凹ます」
または「八の字を閉める」】
達磨大使は、下腹とみぞおち、眉間のそれぞれに、下丹田・中丹田・上丹田があると説きました。インナーコルセットのスイッチをオンにして、
体幹の強さを著しく向上さえるのは中丹田と下丹田です。
下丹田の働かせ方は、ヘソ下を1センチへこませるだけです。
これを「ドローイン」と呼びます。
下腹部を少しへこませるか、おしっこを途中で止める意識をしながら、
自然に呼吸をすることができれば完成です。
上丹田の働かせ方は、背中の肋骨のハの字を 少し閉める意識をする
日頃から、下丹田を意識すれば、 姿勢が崩れにくくなり、
副次的効果として、下腹もへこみますので是非お試しください。