老人の買い物カートと車椅子 | 智子の祈り

智子の祈り

霊視から占いへ
自分を大切に、全ての命を大切に
そんな思いで書いています

暑くなってきました

ワンコあずきは、夏を越せるのか…

心配な毎日です

 

最近は少し買い物の時間が変わりました

あずきの事、父親の事それを考えて行きます

 

時間帯が変わればお客さんの年齢層も変わります

道を歩き買い物へ行く人もよく見かける時間になりました

 

ヘルパーさんではなく娘さんが車椅子を押しているのを見ると

亡き母との時間を思い出します

大切な時間でした

入院中も毎日通って二人の時間が多かった

 

その時間が、私の心の中の岩のように固まった思いが

少しづつ、少しづつ削れていったようです

ヘルパーさんに頼んでいたら今も私の心には、憎しみが

残っていたかも知れません

 

誰もに生活があり、都合があります

私は、その時間が必要だった

だから、その時間を与えてもらったのだと思います

 

歩いて買い物に行かれる老人の方の中には、老人用の買い物

カートを押してゆっくり行かれてるのを見かけます

その背中は、丸く曲がっている方、足を痛そうに歩いて

いるかた

清算が終わり、カートに入れるのもゆっくり

手を見ると指が曲がっています

 

老いるとは、そう言う事なんですね

この方も子供を育て、バリバリ働いていた時があったのかも

知れません

 

私の二人の娘も離れた場所に住んでいます

今の時代、結婚しても子供がいても働いているのですね

高齢の方々を見かけると近い将来の自分をみます

何が正しくて、何が間違っているのではなく

その時、その時、自分の置かれた場所で生きて行くのです

 

どんなにお金持ちでも、凄いと言われる方でも、最期は一人

で旅立ちます

今、何を信じ、人としてどのように生きるか…

考える時代になったのではないでしょうか

 

 

全てに感謝と祈りを…