敏感肌とは、

 

 

肌を守る機能が低下してしまい、

さまざまな刺激を受けやすくなる状態を言います。

普通肌の人ならなんともない刺激でも、

敏感肌の人は、すぐに刺激を受けて肌荒れ、

かぶれを引き起こしてしまいます。


一般的に、敏感肌の人は、

角質の水分保持能力が弱いという性質があります。

 


つまり、肌の水分をとどめる力が弱いのです。

 


水分をキープできないので、

すぐに水分が蒸発してうるおいが失われ、

 


肌がかさかさ、ひりひりしてしまいます。

 


肌の皮脂膜が不足しているので、

外からの刺激に対して、とても弱いのです。


敏感肌の症状は、

赤み、湿疹などが挙げられます。

 


これら肌に現れる炎症の症状以外に、

ピリピリしたり、ちくちくしたりといった

 


刺激的な感覚が出ることもあります。


さらに敏感肌には、

症状によっていくつかの種類があります。


★接触性敏感肌

洋服のタグ、下着、貴金属、

動物や植物などに触れると、

アレルギーを起こすことを言います。

 


金属アレルギーも、

接触性敏感肌のひとつです。

肌が敏感になっているときは、

 


髪の毛に触れるだけでちくちくしたり、

かゆみが出てしまうこともあります。


★アレルギー性敏感肌

特定のアレルゲンに対し、

体が免疫反応を起こして敏感肌となります。

 


これは、遺伝的な要素が強いです。

強いかゆみ、炎症などの症状が引き起こされます。


★体調の変化による敏感肌

風邪をひいたり、

睡眠不足や胃腸不良などの

病気にかかったりすることが引き金になります。

 


睡眠不足や生理前、妊娠中、

ストレスにさらされたときなども、

 


体調の変化による敏感肌が

引き起こされたりします。

 


バリア機能が弱まって、敏感になることで、

敏感肌となります

 


ホルモンバランスの乱れによる影響が

大きいと言う特徴があります

 


体調の変化が原因の場合、

体調が改善すると、

乾燥肌の症状も和らいでいきます。


★環境の変化による敏感肌

日光や季節の変わり目など

季節的な環境の変化により、引き起こされます。

 


エアコンやパソコンなどの使い過ぎにより、

敏感になることもあります。


★さまざまな要因が混合した敏感肌

これといった原因が

みつからない乾燥肌です。

 


アトピー性皮膚炎が、

このカテゴリに入ります

 


いろいろな要因が、複雑に入り組んで、

症状が引き起こされます。

 


人により、原因が異なるので、

要因の特定は難航することが多いです。

 


このような場合、自己判断してしまうと、

対応を誤るおそれがあります。

 


きちんと皮膚科を受診し、

医師の診断を受けるようにしましょう。


敏感肌というほどではないけれど、

肌がちょっとデリケートだ、

 


と感じる人も増えている傾向にあります。


たとえば、化粧品を使って、

肌が荒れてしまったことがある、

などという人も、これに入ります。

 

現代生活はさまざまな要因に

さらされているため、

 


肌も敏感になりやすくなって

いるのかもしれません。

 


実際、敏感肌だと感じる人は、

とても増えているのです。

 

 

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