町内会と父 | 認知症の二人を見送って

認知症の二人を見送って

認知症の父母が亡くなり、いろいろなことがありました。順序だてではありませんが、どんなことがあったか、認知症というものがどんなものかということを知っていただければと書いていきます。

 

父と母。本人たちの知らないところで近所の人たちも動いてくれていました。

本当にありがたかったですね。

町内会のことをそれまではやっていた父。

だから、いろいろなところにも顔を出していたようです。

私が実家へ通い始めたころ、町内会館へ行ってくると出かけていくことが。

初めのうちは、カレンダーに〇が付いており、町内会と書かれていることがありました。

まあ、初めのうちは、きちんと参加していたのだと思いますが、そのうちに〇をつける日程が違ったり、別の日に行ったりと。

でもね。別の日に行ったときは、なぜか、間違えたと言って帰ってきていたんです。

そのうちにだんだんとそれがわからなくなってきたようで行かなくなっていった父。

実家には、町内会の副会長さんから電話があり、私がそれを知ったのは、やはり、母が私の電話番号を教えて。

私の家にも電話が。

母も対応ができなくなってきていたのだとは思いますが、それによって町内の活動のこともだんだんとわかってきて。

話しを聞くと父の変な行動が町内でも起こり始めていたようでした。

もう、その頃には、認知症ということが周りの人もわかるようになってきたのですが、本人たちは、そうは思っていなかったようです。

副会長さんは、私には、ざっくばらんに話してくれたのでありがたかったです。

しかし、長年の付き合いの町内会、うまい具合に父を動かしてくれていました。

話しを聞くとやはり、高齢になった世帯も増えているとのこと。また、空き家もあり、いろいろな問題が起こっているとの話をしていました。

高齢になった方たちの中には、町内会の仕事を長年しているとやはり、ずっとしている方もおられるようでそれをうまく違う方向に向かわせて行けるようにしていくのが大変だと。

父も同じように役に付いて何か起こったらと考えるとということでリブログした記事にに書いたように掃除当番だけに名前を残すという形をとってくださいました。

 

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