もうたぶん17歳か18歳になる

雑種の愛犬の話です。

最近ようやく

紙おむつを私一人の力で

履かせることができるくらいにまで

足腰が弱ってしまったオスの子です。

紙おむつを履かせて、

サスペンダーを付けるとほぼ完ぺきに

部屋が糞尿で汚れずに済みます。

ただ、オスなので

シッコはシッコ用の紙おむつを

お腹の辺り(メスよりも前のほう)に

巻きます。それでもズレてしまうと

脇からこぼれてしまうことも

ありますが。

一応、紙おむつ無しで暮らした

日々の大変さから比べたら

本当に目が離せるという時間が

増えて、楽になったなぁと、家事に

勤しむ毎日がしばらく続いたのですが、

今日は新たなフェーズに入ったことを

実感しました。

歩き回っていると、

すぐに部屋のどこかに

ぶつかります。最近は左回転が

多いので、左に物や壁があれば

そこから動けないのです!

右を向くことができないのです。

左に動きたいのに、物が邪魔で

動けない!!と言わんばかりに

泣きわめきます。

でもそのためにいちいちどけられる

物でもない(ドアだったりベッド

だったりで)ので、

愛犬の身体を右のほうへ

動かしてやるのですが、

それでもまた

左回転が始まるわけです。

起きている間中、これを今日は

くり返していました。

外の広い庭へ出すと、物がないので

黙って左回りをして歩いています。

今日は家の中にいるとぶつかっては

泣きわめくので、3度も外へ

出してやりました。

8時半から夕方5時半まで

ほとんど眠らなかったので

大変でした。

山のほうの田舎暮らしをしているので

暑さが無く、犬にはそこまで

辛くないようで

良かったな~と思いました。

ただ、今夜遅くに目覚めるわけで、

そこからどうなるのやら…

夜間は夜間でぐっすり

眠ってくれなければ

今度はまた私が寝不足に

陥ります。段ボールで、部屋の中を

角があまり無いように仕切ったり

しているのですが

サークル状に広く作らないと

動けない、となります。

今夜の様子次第では、

一部屋、そのための丸い

場所を作らないと

いけないかもしれません。

こんなに犬の世話をとことん

できたのは、初めてです。

余裕がないと、若い頃に

飼っていた犬などは

外で飼っていた犬ですが、

クルクル回った挙句にそのために

死なせたのかもしれないケースも

ありました。その時の子は

夜鳴きするほどまでに

老化もしていなかったのですが。

家の中で一緒に犬を飼うのが

夢だったので、今は大変なようでも、

これが幸せというものなんでしょう。

犬の最後については

過去に後悔ばかりしてきたので

今度こそ、

幸せだった時間だけを作りながら

過ごすつもりなのです。

 

ありがとうございました<(_ _)>