皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

昨日はTomix製「ムーンライト九州」14系の整備のため買い出しに行っていました。そのあと寄り道していたので整備は本日から開始しました。しかし進捗はあまりよくありません…。先月14系座席車(八甲田とか)を整備した際は一気に12両とか施工したのですが、本日は2両でギブアップです。

 

↑まずは昨日購入したパーツのバラシから開始しました。

 

↑PZ-106は10箱買いました。1箱にトイレタンクLが3個入っていますが、他のパーツと同一ランナーなので切り離す必要があります。

 

↑このようにパチパチ切り離してゆきます。

 

↑無事にトイレタンク30個分を切り離しました。

 

↑タンクとかスノープロウ、トイレ流し管パーツは使用しませんね…。捨てるのも勿体ないしどうしましょうか?

 

↑先日ブックオフで購入した車両はクーラーが1基欠損していたので復旧します。1個だけで良いのですが10個入りなので仕方ありません。他の9個はとりあえず保管しておきましょう。

 

↑さて、こちらが先日購入した車両達のうち、ブックオフで購入した5両です。屋根色がざら目の濃灰色になっており、屋根上機器がライトグレーになっています。

 

↑クーラーが1基欠損しておりましたが、パーツを購入したので復旧できますね。

 

↑模型の塗装なんて主観なので所有者の考え方はそれぞれなのですが、私個人的には国鉄型気動車・客車の屋根上機器は屋根色と同一という考えなので、再塗装することにします。

 

↑よく見ると、車端部の屋根上に上がる手すりが真鍮線の別パーツになっていました。しかもとても綺麗な出来です。前所有者さんは結構加工の上手な方だったのでしょうね。

 

↑屋根上機器を外します。

 

↑屋根上機器類は別途塗装しますので、両面テープ状に張り付けて塗装体制を整えました。

 

↑前所有者さんの施工された濃灰色をシンナーで落とします。のちに屋根上グレーで再塗装しますので程々で済ませました。

 

↑今日は天気が良かったので塗装日和でしたね。屋根上とはいえスプレー塗装したのは本当に久しぶりです。

 

↑前所有者さんが施工された屋根上手すりもちゃんと残っています。

 

↑屋根上機器を復旧しました。欠損していたクーラーは補充しているので全部の機器が載りましたね。

 

↑車体へ取り付けました。このまま床下まで復旧しても良いのですが、カプラー交換しますのでこのままにしておきます。

 

↑こちらブックオフで購入した5両はTN化、トイレタンク取り付けが完了しておりましたので有効活用させていただきます。

 

↑5両10個分のTNは取付済みでしたが、最終的に12両編成となりますので、残り14個を足して24個用意しました。

 

ただし、このままいつも通りTN0374のナックル化を施工してもつまらないので、今日は別のことにチャレンジします。以前購入したTomix製12系に、古い線バネのTNである0371が付いていました。今回はこれをナックル化してみたいと思います。

 

↑古い線バネのTN0371です。SP仕様は本体と蓋が分かれるためベース部が平らではありませんが、こちらはベースとホルダー部に分かれるので、加工しやすそうな気がしました。

 

↑バラしました。このようにベース部・ホルダー部・カプラーと分かれます。そのためホルダー部にナックルカプラーの芯を立てれば容易にナックル化出来そうな気がしました。

 

↑内部です。この○で囲った部分のみ切除しました。

 

↑一旦ベースとホルダーを復旧します。今回はEF66ナックルではなく、かもめナックルを試してみました。

 

↑そのまま押し込んだら入りました。しかもかもめナックル側に特に加工しなくても自由に首振り運動します。しかもナックル上部の凸部がTNベースの溝にはまって良い感じです。あとはこの状態でナックルカプラーの芯穴の部分に軸を挿せば良さそうです。

 

↑ということでこの状態でΦ1.0mmピンバイスで穴を開けました。

 

↑一旦ホルダー部をバラシました。このように穴を開けます。

 

↑Φ0.88mmのプラ棒を挿して接着しました。

 

↑固化したら適当な長さで切断しました。

 

↑かもめナックルを付けて組み立てました。良さそうです。軸棒が飛び出しているので後程切断しておきます。

 

↑さてバネ機構ですが、かもめナックルを使用したのでスプリングを使えそうです。TN化・ナックル化した際に大量に発生するアーノルドカプラー用のスプリングを活用します。

 

↑このようにナックル後部にスプリングを仕込んでからベースと合体させました。これでスプリング機能が出来ました。

 

↑付けてみました。当然問題ありません。

 

↑意外と簡単にナックル化出来ましたね。現行のSP仕様をナックル化するより容易です。しかし線バネ仕様の在庫は殆どありませんね…。

 

続いてこの車両の反対側を施工しました。こちらは線バネ仕様TNの在庫が殆どないので通常のSP仕様0374を加工します。これは以前からずっと行っている方法なので端折ってみてみます。

 

↑TN0374の中身です。ベースとホルダーが一体のような形状になっており、これに左側のパーツで蓋をする構造です。ホルダー部の内部が線バネ仕様より若干狭く、そのためナックル化する際には内部を結構削らないとなりません。。。

 

↑刻印の前あたりにナックルの芯となる穴を開けます。

 

↑蓋まで貫通させます。

 

あとは、ホルダー内部をゴリゴリ削り、ナックルカプラーを仕込んで芯棒を挿します。

 

↑芯棒を挿したらナックルカプラー後部にプラ板を帯状に切ったものを挿入し、それにバネ機構を持たせるようにプラ棒を2本立てて押さえとします。

 

↑こんな感じですね。

 

↑表にはナックルカプラーの芯と、板バネ押さえ用プラ棒が出ています。飛び出た分は接着剤が乾いた後切除し平滑にしておきます。

 

↑先ほど取り付けた板バネやそれを押さえるためのプラ棒は黒く色挿ししておきました。

 

↑これで板バネが目立ちませんね。

 

↑元がTNなのでそのままトイレタンクを取り付けることができます。

 

↑これで先ほどの反対側もナックル化完了です。

 

さてこれで1両分2カ所完了しましたが、これで既にかなりパワーを消耗してしまいました…。あと11両なんてとても無理なので、とりあえず変わり映えのする展望車を施工することにしました。

 

↑展望車にはダミーカプラーが付いています。

 

実車を見ると、向かって右側にはジャンパ栓受が付いていますがジャンパ連結器(ケーブル)は付いていないようにも見受けられます。左側は連結器開放テコが表現されていて良いですね。

 

さてこれに該当するようなナックル化パーツはなかなか無さそうです。そのためジャンパ栓・エアホース表現のあるJC6377を使うことにしました。

 

↑JC6377です。既に0374に合うように後部をカットしてあります。

 

↑こんな感じにカットしています。

 

↑そのままJC6377を付けてみました。取り付けは問題なさそうです。

 

ではコレをナックル化してゆきます。

 

↑こちらも内部を削って平滑化します。

 

↑刻印のあたりにナックルカプラーの芯となる穴を開けます。

 

↑こちらも蓋まで貫通させておきます。

 

↑ナックルカプラーの軸となるΦ0.88mmのプラ棒を立てます。

 

↑プラ棒にナックルカプラーを取り付け蓋をします。問題なさそうです。バネ機構が無いのでカプラーが開いています。

 

↑裏側から。カプラー後部に帯状に切ったプラ板を差し込みます。

 

↑プラ板を押さえるためのプラ棒を左右に2本立てます。

 

↑そして帯状プラ板を差し込みます。バネ機構があるので針等で穴を通すように差し込みます。

 

↑余計な部分をカットして完成です。

 

↑こちらもプラ棒・プラ板を見える範囲で黒く色挿ししておきました。

 

↑こちら側は見えませんので特に色挿ししませんでした。

 

↑取り付けてみました。良い感じになりましたね。

 

しかしここまで施工したらもうほとんどギブアップ状態になってしまいましたが、キリが悪いのでこの展望車の反対側も施工しておきました。

 

↑同じ作業なのでナックル化は割愛しましたが、TN0374を加工して本体にプラ棒で軸棒を挿してナックル化しました。この車には緩急車用のジャンパパーツも取り付けておきました。

 

↑これでとりあえず2両完成です。

 

全部で12両ありますのでまだ10両残っていますが、とてもあと10両も施工する気力が無いので今日はここで打ち止めとしました。前回は14系座席車12両まとめて施工などしていましたが、よくあんな気力がありましたね…。自分でも感心します。

 

改めて感じたのは、このTN0374を加工してナックル化する手法は、まぁそんなに楽な方法ではないということですね…。特にカプラーポケット内部を削って平滑化することや、軸棒や板バネ押さえのプラ棒を立てなければならないこと。結構面倒です。正直ナックルカプラーセット(スハネフ14用やキハ58系用)にふんだんに在庫があればこれをビス止めした方が楽そうですね。。。 あ、でもKATOのナックルカプラーセットだとトイレタンクと干渉してしまうのでトイレタンクを削らなければなりませんね。これも面倒です。。。 まぁ少しずつ進めてゆくしかありませんね。

 

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!