皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

8月はTomix・KATO製14系客車の整備で終わってしまった感が強いですが、まだまだ12系が残っています。

 

 

 

 

14系座席車はあまり種類がありませんでしたが、12系は実車の製造次数や模型の製造ロットによって色々差があるようなので早速見てみたいと思います。ただしキハ58系と違い私は12系にはあまり深い知見がありませんのでその点はご了承願います。。。

 

↑大量にあって既に訳が分からなくなりつつある12系です(汗)

 

↑まずはKATOから2021年に再販された12系国鉄仕様(10-1550)および同時再販の単品(オハ12:5302・スハフ12 100:5304)です。

 

↑続いて2006年発売の「10-272 20系+12系 ちくま」と増結のオハ12 2両(10-273)からです。あとスハフが1両○○オクで追加されております。

 

↑一時期模型から離れていたので発売時期は不明ですが、Tomixさんから2000年以降に発売された12系です。単品のみ(2584~2586)で生産されていたロットです。

 

↑こちらはTomixさんから2016年に発売された12系(スハフ12 0)のセット(92597)です。

 

↑そしてこちらは2015年に発売された12系(スハフ12 100)のセット(92542)に、単品のオハ12後期型(9503)とスハフ12 100(9502)を足したものです。この内容で○○オクで出ておりました。

 

12系は1969年に製造された量産先行車、1969~1971年に製造された初期車、1977~1978年に製造された後期車に大きく分けられるようです。このうちスハフ12は0番代(1~90)が量産先行車・初期車、100番代(101~163)が後期車、オハフ13(1~76)は初期車のみと分かりやすいのですが、オハ12は量産先行車が1~20、初期車が21~312、後期車が313~374と分かりづらいです。ちなみに初期車まではスハフ・オハフが166両、オハが312両製造されているのに対し、後期車はスハフが63両、オハが62両とスハフの製造が多くなっています。短編成化を意識しての増備でしょうか。

 

模型では量産先行車に当たる車は製品化されていないようなので、初期車・後期車という表現を使わせていただきます。

 

↑まずはスハフ12だけを抽出しました。これだけでも色々ありそうです。

 

↑まず3両がスハフ12 0に該当するようです。左からTomix製現行製品(92597に入っているもの)、真ん中がKATOの12系国鉄仕様(10-1550に入っているもの)、右がちょっと古いTomixの単品(2586)です。2586は前ユーザーさんによってTN化されていますが、線バネの古いものです。92597のスハフは台車マウントアーノルドカプラー、10-1550のスハフはボディーマウントアーノルドカプラーです。後細かいですが現行製品である92597・10-1550のスハフは貫通扉窓がHゴムですが、右の古い2586のスハフはこの表現がありません。またこの古い2586のスハフはホロ枠がやたらテカテカと銀色に光っております。

 

↑屋根上です。そのままひっくり返したので順番が逆で、左から古い2586、真ん中が10-1550、右が92597のスハフです。よく見ると新しい製品である10-1550・92597のスハフにはクーラー間に補強板のようなものがありますが、古い2586のスハフにはありません。また車端部トイレ用の屋根ハッチは補強リブ表現がありますがKATOさんの製品(真ん中)は表現が控えめです。

 

↑続いてスハフ12 100です。こちらは大量にありますね…。

左からKATO 5304、Tomix92542(および単品の9502)の2両、そして10-272「ちくま」に入っている4両です。

 

↑左のKATO製12系国鉄仕様のスハフは単品で発売された100番代、その隣2両はTomix 12系(スハフ12 100)のものです。Tomix製は前ユーザーさんによってSP仕様のTNに交換されていました。やはりTomix製はホロ枠がテカテカ気味ですが前ロットほどではありません。その隣はKATO製10-272「ちくま」の車で、機関車連結用に台車マウントのアーノルドカプラーになっているちょっと古い製品です。

 

 

10-272に入っている車の続きです。左は同じく編成端用のアーノルドカプラー付き車両、そしてその隣は同じプロトタイプなのですが中間仕様という事で幌が付いている車です。通常12・14・24系の飾り幌枠付き車はこのような釣りバネ付きの幌ではないので違和感満載です。ウチでも中間車限定で使用しましょう。そして一番右はスハフ12後期車(100番代)で最後に製造されたロットで、幌がそれまでの飾り幌枠付きではなくて、通常の中間車と同じ釣りバネ付きの簡易的なものに変わりました。そのため車掌室窓も長方形となりオハフ50やオハネフ25 100番代などに近い顔立ちとなりちょっとレベルダウンした印象です。なお中間に入る仕様になっているスハフは製品の時点で既に台車マウントでジャンパケーブル表現の付いたKATOカプラーNJPが付いています。

 

↑屋根上です。100番代は0番代のようなクーラー間の補強板?は付いていません。またトイレの屋根ハッチは現行製品である右の3両(KATO製5304・Tomix製9502)は補強リブ無し、古い製品である10-272はリブ付きです。どっちが正しいのでしょう??

 

↑こちらはTomix製の少し古いロット2586のスハフ12 0です。古いといっても特に現行品と外観上見劣りするような感じはありません。線バネTNは後で交換しましょうか。

 

↑こちらはTomix製92597に入っているスハフ12 0です。

 

↑こちらはKATO製10-1550に入っているスハフ12 0です。

 

各製品とも良い出来ですが、KATO製は区名や定員表記もされておりいい感じです。

 

↑こちらはスハフ12 100。KATO製10-1550と同時発売の5304です。

 

↑こちらは92542のスハフ12 100です。

 

↑92542発売と共に単品の9504も発売されていますが同じ仕様のようです。前の車とともにカプラーはTN(0374)に交換されています。

 

↑こちらは少々古いKATO製10-272「ちくま」セットのスハフ12 100です。ドアに白帯が無い仕様ですが、古いロットは帯のカスレを意識してか下の帯の部分にモールドがされていました。そのため白帯省略するとなんだか出っ張っていて見栄えが悪いです…。またこの時期の製品は床下の発電エンジンが床下一体モールドなので黒色のままです。

 

↑こちらも実車は前の車と同じ仕様なのですが、製品としては中間仕様のためKATOカプラーNJPが付いており、さらに幌が付いています。この幌は着脱選択式ではなく外すと爪の穴が開いています…。そのため模型でも中間専用でしか使えませんね。これを売り飛ばそうと編成端用のスハフ(1つ前の車と同仕様)を1両○○オクで増車した程です。

 

↑こちらは最後期車のスハフ12です。このロットの国鉄仕様はあまり生産されていないので貴重です。

 

↑続いてオハフ13です。こちらは実車では0番代に相当する車しか製造されていません。(100番代のオハフはありません)

左からTomix製12系(スハフ12 0)に入っている車、Tomix製12系(スハフ12 100)に入っている車、そしてKATO製10-1550に入っている車、一番右がTomixの古い単品2585です。Tomixでは12系セットとしてスハフ12 0のセットとスハフ12 100のセットが発売されており、スハフ12とオハ12は初期車と後期車に分かれて発売されていますが、オハフ13は初期車にあたる0番代しか存在しないので、両セットに同じ車が入っています。

 

↑屋根上です。同じく古いロットのTomix製2585は屋根上クーラー間の補強板?の表現がありません。

 

さて、残りはオハ12です。

 

↑数が多いので仕様違いのものを1両ずつ抜き出してきました。

 

左はTomix製スハフ12 100セット(92542)に入っているオハ12後期車、続いてKATO製10-1550と同時に発売された単品のオハ12後期車(5302)、KATO製10-1550に入っているオハ12初期車、Tomix製の古いロット(2584)のオハ12初期車、Tomix製スハフ12 0セット(92597)に入っているオハ12初期車、最後に一番右がKATO製10-272「ちくま」セットに入ってるオハ12初期車となります。こちらはトイレの無い側ですが、初期車は貫通扉無し、後期車は扉付きなのが大きな違いです。また一番左のTomix製現行製品は貫通扉窓にガラス表現があります。ちなみに右から2番目はTomixのオハ12初期車の現行製品ですが、床板表現がごついので貫通ドアが無いと中が目立ってしまうのが難点です。

 

↑トイレ側です。屋根上のトイレ部ハッチに付いているリブや、クーラー間の補強板?はまちまちです。また、改めてこうして見るとカプラーがバラバラですね…。

 

↑さて、数えると緩急車が14両・中間車が21両ありますので車掌室側は14カ所、中間側は56カ所をBMナックル化しなければならない事になりますね…。

 

あと、10-272「ちくま」セット繋がりでこれも見てみましょう。

 

↑ウチにいる唯一の20系です。欲しいけどキリがないので抑えていた車なのですよね。。。

 

↑大昔の古い仕様ではないですが、それでも台車ビス止めでBMカプラー未対応の古いロットです。これは何とかしなければなりませんね。12系と同時にBMナックル化しましょうかね。トイレタンクも付けたいので大掛かりな作業になりそうです。

 

↑ちなみに12系も一部ひっくり返してみました。Tomix製では旧集電台車・新集電台車とロットによって分かれていますが両方ともBMTNに対応しています。KATO製は少し古い「ちくま」セットのものはビス止め台車・伸縮密自連・ナックル未対応です。新しいロットの10-1550ではスナップオン式台車、BMカプラー対応になっています。仕様がバラバラなので前回の14系より工夫が必要な形式がありますね。

 

ということで、正直自分でも書いていて訳が分からなくなりました…。まぁあまり細かいことは気にせず、全車BMナックル化してぐちゃ混ぜにして楽しもうと思います。作業は大変そうですが…。

 

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!