皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

これまで長きにわたりTomix製・KATO製客車(主に12・14・24系)のボディマウントナックルカプラー化を試行錯誤していましたが、そろそろまとめて「まりも」「はまなす」車への施工に移りたいと思います。引き続き途中でやり方変えたりしていますがご了承願います…。

 

↑KATO製「はまなす」Tomix製「まりも」の車両を出してきました。一部車両は試行錯誤した際に既にナックル化が済んでいるものもあります。

 

↑ナックルカプラー、KATO製伸縮密自連、TN(0374)を用意します。数は十分にありそうです。

 

↑伸縮密自連・TN(0374)のナックル化改造する際、どちらもEF66ナックル根元の上部を削らなければなりませんので、先に加工しておくこととします。効率を上げるためリューターを使用し、また数が多いのでランナーから切り離す前にやってしまおうと思います。

 

↑こんな感じで削ってゆきます。

 

↑ナックルカプラーの根元上部を削ります。やはりランナーに付いたまままとめてやった方が楽だし早いです。

 

とりあえず30個ほど実施しました。

 

続いて、先に編成端部から施工します。

 

「まりも」「はまなす」が混じっていますのでTomix製・KATO製、そしてTN、伸縮密自連、アーノルドが入り混じっております。これらをすべてBMナックルに統一します。

 

↑「はまなす」に入っていた付属パーツを確認します。スハフのジャンパ、そしてスハネフ・スハフの端部用ジャンパパーツが入っています。

 

↑不足する分はパーツBOXからスハネフ14ジャンパパーツを使いました。

 

↑とりあえず必要分取り出します。

 

↑ナックルカプラーを組み立てました。この際は先ほど加工したナックルではなく、製品そのまま未加工のEF66ナックルを使います。正規のパーツセットを使いますからね。

 

↑まずは「はまなす」増結用のスハフ14から施工します。増結セットなので中間用に伸縮密自連が付いています。

 

↑伸縮密自連を外しました。中間用という事でライトユニットは入っていません…。こういう点KATO製はコストダウン徹底していますよね…。

 

このままナックルカプラーセットを嵌めて終わりです。

 

続いて基本セットのスハフ14です。

 

↑編成端のスハフ14はアーノルドカプラーが付いていますので、これを外してそのままナックルカプラーセットを嵌めて終わりです。

 

↑続いてスハネフ14 550を施工します。こいつはウチでは初めてですね。

 

↑裏返してみると後退角の強いスハネフ14用カプラーセットがそのまま付いているようです。よってスハネフ14ジャンパパーツ+ナックルカプラーがそのまま付きそうです。

 

↑ちゃんとナックルカプラーセットの爪を避ける穴も開いています。

 

↑無加工でポンと付けておしまいです。

 

↑これで編成端でも後部が締まりますね。

 

↑続いて増結セットのオハネフ25です。この車は中間専用で幌が付いて外せない(外すと取付穴がある)構造ですが、編成全体をナックルカプラーで統一するため、この車もナックル化します。

 

↑伸縮密自連を外しました。この車は中間専用なのか、ナックル/アーノルドカプラーセットを取り付けるための穴がありません。

 

↑先のスハネフ14 550と比べました。ナックルカプラー芯用の穴、ナックルカプラーホルダー爪用の穴がありませんし、テールマーク転換用の穴もありません。完全に中間仕様になっています。

 

中間専用の床板を用意する方がコストアップのような気もしますが…。

 

↑気を取り直してナックルカプラーを取り付けるための穴を床板に開けます。

 

↑穴を開ければパチンとハマります。

 

↑これで完成です。

 

↑左のオハネフ25は編成端に出すことはありませんが、ジャンパパーツは付けておきました。

 

続いてTomix製の「まりも」セットです。

 

↑このセットは中古購入しましたが、前所有者さんによりTN化が済んでいました。

 

↑まずは床下を外します。

 

↑これがTomix製寝台車の最近の仕様なのですね。梯子が付くのが当然になってきているようです。

 

↑こちらは編成端部です。

 

↑床板だけバラしました。

 

↑付いていたTNを外し、KATOのスハネフ14ジャンパ栓+ナックルカプラーセットを組みます。

 

↑カプラーを車体に取り付ける爪は切除しますが、カプラーホルダー用の爪は切除するとバラバラになってしまうのでこれ以上加工できません。

 

↑スハネフ14ジャンパ栓を床板に仮止めし、爪が干渉する部分をマーキングしておきます。

 

↑マーキングした箇所にΦ1.0mm程度で下穴を開けます。

 

↑穴をΦ2.5mm程度まで広げました。これでナックルカプラー裏面の爪を避けることができます。

 


↑まずは床板のみを車体に仮組し、ナックルカプラーの位置を確認します。

 

 

↑問題なければ両面テープで仮止めしておきます。

 

 

↑仮止めの状態で、Φ1.0mmで固定用の穴を開けます。

 

↑M1.0のビスで止めて完了です。

 

↑床板内側にはビスが貫通しています。ライトスイッチに干渉してしまうので、飛び出している部分をニッパーでカットします。

 

↑カットしました。

 

↑あとは床下を組み上げます。

 

↑一応ライトスイッチが動くかどうかも確認しておきました。

 

↑これでTomix車もナックル化完了です。

 

↑車掌室側のBMナックル化が完了しましたね。

 

↑これでKATO・Tomixに関係なく混結できそうです。ジャンパケーブルは後で取り付けることとします。

 

↑さて、これで残りは中間面だけですね。これは数がおおいので時間がかかりそうです。

 

結局以前の「海峡」「利尻」の時とあまり変わり映えのない作業内容でしたね(汗)

 

今回の作業はここまででしたので、続きはまた次回といたします。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!