皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

昨日はTomix・KATO製客車にナックルカプラーを取り付ける試みをしておりました。7月には「キハ58ナックルカプラーセット」を使って施工しておりましたが、このAssyパーツの在庫が無くても出来るように他の方法を模索しております。

 

なお今の世の中、3Dプリンターを使用したパーツが多く出回っており、とてもリアルに出来る製品も多く存在しております。今回は12・14系客車の中間部ということで手間とコストをかけずに今ウチに転がっているパーツで何とかならないかを試みようと思います。3Dパーツは特に車端部には有効ですのでこちらで使うことを検討したいと思います。

 

では昨日はKATO製品にもともとついている伸縮カプラーを利用してナックル化する方法を試みています。

 

↑昨日はこのように伸縮カプラーにナックルカプラーを仕込む加工をしておりました。

 

↑ただし、バネ機構が無いのでカプラーを正面向きにすることができず、またナックルが開いてしまいます。

 

↑さて、何とかならないものでしょうかね…

 

↑0.2mmのプラ板でバネ機構を作れないか試みます。

 

↑このような感じで幅1.5mm程の帯状にしました。

 

↑板を固定するところが無いので試行錯誤の上、このように後部を巻くように設置しました。

 

↑余計な部分をカットしました。これですとカプラーの首振りは調整できないものの、ナックルの開きは防ぐことができます。連結する際はちゃんと開きます。

 

↑こんな感じです。後でプラ板を黒く塗れば目立たないでしょう。

 

↑ちゃんと連結できます。しかしこの連結間隔の広さは何とかしなければいけませんね…。

 

↑ちょっと見づらいですが、カプラー取付穴は縦長の長方形ですので、これを後部に広げて手前を埋めればカプラー自体が後ろにずれて間隔を短くできそうです。

 

↑リューターを使用してナックルカプラー取付穴を後ろに広げる加工をしたいと思います。

 

↑穴を後部に広げてカプラーを取り付けました。カプラーが後ろにずれて穴の前部に隙間ができています。ここには0.88mmのプラ棒を差し込んで固定し前にずれないようにしました。

 

↑こんな感じです。

 

↑以前と比べ、カプラー本体が後ろにずれました。これでカプラーの出の長さを短くすることができました。

 

↑連結してみました。先ほどより連結間隔が縮まりました。

 

↑手前が今回加工した伸縮カプラーを使用して位置を調整したもの、奥が前回加工したキハ58系ナックルカプラーを使用したものです。連結間隔は殆ど同じになりました。

 

 

さて、これでほぼ期待通りの状態にすることができましたが、結構面倒という印象ですね…。特に位置を後ろにずらさなければならないというのが非常に手間です。これだと床板に穴を開けてキハ58系ナックルカプラーセットを仕込んだ方が楽だなぁというのが正直なところです。バネ機構もありますし。

 

とはいえ伸縮カプラーは大量に余っておりもったいないので、もっと良い方法がないかさらに試行錯誤したいと思います。

 

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!