皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

今日は遅くなってしまったので小ネタで済ませたいと思います。

 

先日KATO製キハ35系を久々に増備しました。今後Tomix製が発売されますのでこれとの比較用に仕入れておいたものです。Tomix製の発売が発表されたからか、KATO製の中古市場は値下がりしているように感じます。

 

↑先月末、海峡に触発されて14系「はまなす」増結編成を「ぽち」さんで買った際に、ついでに増備していました。

 

↑久々のキハ35系の増備です。忘れないうちに整備しなければなりませんね。

 

さて整備というと、KATO製一般型・急行型気動車の場合、カプラーがまず問題になります。

 

↑未整備状態のKATO製キハ35・キハ52・キハ58を並べてみました。

 

製品の状態で、キハ35は「ボディーマウントナックル」、キハ52は「台車マウントアーノルド」、キハ58は「ボディマウント伸縮密自連」が付いています。バラバラですね…。残念ながらKATO製キハ40系は設計が古くまた最近は殆ど生産されていないので持っていません…。

 

↑連結器周りです。各形式で全く思想が異なりますね…。

 

これら気動車は同一形式でつないで走らせるだけでなく、これらを混結して楽しみたいものですよね。しかしご覧の通りこのままでは全く連結できません…。

 

なお、キハ35系には交換用のアーノルドカプラーが付属していますので、交換すればすぐにキハ52とは混結ができます。また、台車マウントながらキハ52はKATOカプラーやかもめナックルと交換すればこちらも連結可能ですね。キハ58系は、ナックルカプラーセットが別売されていますので、これを購入して交換することでナックルカプラーやアーノルドカプラーにして混結できます。見栄えは犠牲になりますが…。

 

この点、Tomix製は1994年にHG製品のキハ58系が発売されて以降、一貫してTNが採用されています。

 

↑サンプルでキハ40系・20系・58系を並べましたが、キハ45系やキハ35系・キハ55系・キハ10系もすべてTNです。

 

↑一般型・急行型気動車はTomixのようにカプラー統一してほしいですよね。。。

 

↑現状Tomixのラインナップで国鉄型気動車はほぼ網羅されてしまっていますが、KATO製と組んで走らせたりもしたいものです。

 

そうすると、結局ウチではKATO製気動車にTNを取り付ける羽目になります…。

 

↑KATO製気動車にも結局TNを付ける羽目になります。KATO製品はTomixのHG製品より安価というメリットがありましたが、TNを前後2つ購入してしまうとそのメリットが殆ど無くなってしまいます…(泣)

 

↑左がTomix製、右がKATO製のキハ52です。キハ52はTomixとKATOでプロトタイプとしている次数が異なるので場合によってはKATO製がしっくりきます。ただしTN化の他にも通風器の別パーツ化などTomix製との仕様統一改造は結構手間です。

 

↑こちらは先日Tomix製が発売されたキハ35系です。この形式はKATO製もかなり良い出来で、そのためかTomixは手を出してきていませんでしたがとうとう参入してきました。正直結構甲乙付け難い出来栄えです。こちらも右のKATO製はTN化しています。

 

↑キハ58系です。KATO製は0番代の模型化があるので重宝しますがTomix製との混結が前提という状況になっているのでウチではTN化されています。こちらも真ん中・右側のKATO製はフルリニューアルでかなり良くなりましたが、顔の微妙な雰囲気はTomix製の方が的確に再現されていると個人的には感じます。

 

ということで最近の鉄道模型におけるカプラーについて振り返ってみました。電車はほぼ固定編成で楽しむケースが多いでしょうから両社を混結させることを前提とはしないでしょうが、気動車は1両単位で各系列ごちゃ混ぜで組成されますので、遊ぶ際はカプラー統一が大切だなぁと思います。この点Tomixさんは確たる思想統一があるので良いですがKATOさんは製造時期がバラついていることもありバラバラですね。でもTomixさんも最初のHGキハ58系パノラミックウィンドウ車の発売された1994年から今まで28年も経っていますが今でも全く見劣りしませんね。

 

最近客車でカプラー交換を行いかなりしんどかったのですが、まぁ最近の製品は完成度が高いのでカプラー交換するくらいしか弄る楽しみは無いのでしょうか。いろいろ切り継いだりエッチングパーツ組み込んだりなんてヘビーな改造をしなくなってしまいました。

 

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!