皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

昨日は所用があって街まで出ましたので、ウチの未整理・未整備車両をとりあえずケースに収納すべくウレタンを買いに行きました。

 

いつもはAmazonで購入できるLogiファクトさんの10両・11両ウレタンを買うか、CASCOの12両用車両ケースを使用していましたが…。

 

↑TomixやKATOの車両ケースに、Logiファクトさん製の11両用ウレタンを入れています。縦の2両は工夫しないと21.3mの気動車は入らないので、一部カットしてケース側にウレタンを両面テープで止めるなどして使っています。

 

しかし場合によっては編成内容などでどうしても12両入れたい時もあるので、そういう場合にはCASCOさん製の12両ケースを使ったりしていました。

 

↑CASCOさんの12両車両ブックケースです。これは21m級の気動車を12両入れることが出来ますが、連結器部分のスペースを確保するため左右で上下向きを反転させています。更にケース自体も少し大きくなっているので、このウレタンを他のKATOやTomixの車両ケースに入れることは出来ません。

 

しかし、Tomix製のブックケースはデザインが秀逸でしかもハードタイプで安心感があり、これを利用して12両入れたいと思っていたところ昨年ポポンデッタさんから21m級12両収納でき各メーカーケース対応のウレタンが発売されたので買ってきました。これを今回は試してみたいと思います。

 

 

↑ポポンデッタさんのウレタンです。「21m級車両12両、各メーカーの車両ケースに対応」というのがアピールされています。

 

では早速これを使ってみます。

 

↑普通のPEフォームのようです。

 

↑試しに上の2両分を切れ目で抜いてみました。

 

↑うーん、経験的にこれに気動車入るのかなぁ…?

 

↑試しにキハ40を入れようとしましたが、案の定入りません。

 

↑ご覧の通り、車体自体が入っていません。

 

おかしいですね、パッケージには21m級用と謳っているのに。でも、ここでもっとよくこのウレタンケースを見てみたいと思います。

 

↑良く見ると完全に切れてはいませんがまだ切れ込みが入っており、車両の入るスペースを広げられるようです。

 

↑端部も同じようです。

 

↑ということでこの部分をちぎるようにカットしました。これで車体分のスペースは広がりましたが、カプラー部のスペースは殆ど無くなったような印象です。

 

では試しにキハ40を入れてみます。

 

↑お、なんとか入りました。しかしカプラーがウレタンを押して、ウレタンが外側へ膨らんでいます。

 

↑片側ずつウレタンに収納すると思いますが、後に押し込む方は注意しないとTNカプラーに引っ掛かってしまいます。下手すると破損する恐れがあるので慎重に作業せねばなりません。あとこの車は一般形気動車で片幌式なので良いですが、客車や気動車の中間車のように両幌の車両だと幌がきつくて入らないかもしれません。特にTomix製キハ40・58・45系の幌は下部でしか車体と固定されていないので、無理にねじ込むとゆがむ可能性があります。

 

↑一応入るは入りますが、注意が必要ですね。カプラー部に無理が掛かってそうなので、ソフトケースであるKATO製ブックケースなどでは押されたり衝撃でカプラーが壊れるかもしれません。

 

カプラー部の寸法から、TNやKATO製のボディマウント密自連などは大丈夫だと思いますが、アーノルトカプラーの車両はどうでしょうか。

 


↑アーノルトカプラーの車両はカプラーの出が長いのでさすがに無理なようです。

 

↑しかもキハ182は両幌なので車体自体も入りません。入るかもしれませんがかなり無理して入れる感じですね。

 

ということで、21.3mの気動車は入るには入るのですがちょっとカプラー部がキツく、ちょっと工夫が必要ですね。

 

このキツイカプラー干渉部は、ウレタンの中央部をカットするか外側をカットするか悩みましたが、私は外側のウレタンを一部カットするようにしました。

 

↑このように端部のカプラー部をカットしました。これで無理なくカプラーが収まります。カプラーを保護するウレタンはありませんが、Tomixのケースはハードケースなので、ボディをウレタンで押さえておけばカプラーがケースに当たることは無いでしょう。

 

↑このようにTomix製ブックケースに12両の21m級気動車を入れることが出来ました。

 

この箱の中身、殆どがグリーン車であるというのが気になりますが…。こんなに沢山の余剰グリーン車があってどうしましょう!? まるで「53-10改正」後のグリーン車に余剰が出始めた各地の車両基地のようです…。

 

ということで、ポポンデッタさんのウレタンはちょっと工夫すれば安全に21m級のアーノルトカプラー以外の車両を入れることが出来るようです。そのまま入れるとカプラー部がキツキツで破損しないか不安があり、小加工が必要というのがちょっと引っ掛かりますが、注意書きにも「必要に応じてカットして…」のような記述があるので、まぁ良しとしましょう。

 

 

ということで今回はポポンデッタさん製の21m級12両ウレタンフォームでした。なかなか使い道が多いようですね。

 

これで机上や未整備車ケースもだいぶ整理されました。ではそろそろ次の大物たちの整備準備を開始しようかな!?

 

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!