みなさんこんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

月末に入り急に忙しくなりなかなかホームページの更新も、模型いじりも、ブログの更新も進んでいません。。。 というか時間があっても模型いじりばかりでホームページのイラストの更新はほぼ止まったままですね。 仕事がひと段落するのと、模型のほとぼりが冷めない限り出来なさそう。。。

 

忙しいとはいえ、色々模型のタネ車集めはやっていて、中古ショップや個人通販店、ネットオークション等をチェックしている日々です。お目当ての車は一度逃すと次はいつ来るか分からないご時世・・・、数日ネットをチェックしないだけで品ぞろえがガラッと変わっていたりしますからね。 

 

まだアップはしていませんが密かに次の模型化したい急行はいくつか案があって、その中に急行「いなわしろ・いわき」を選んでいました。なぜこれを選んだかというと、急行「いなわしろ」は巷では有名な「キハ52」を連結した遜色急行であったからです。これは、急行「いなわしろ」本体の喜多方行き基本4両編成の他に、付属編成で会津川口と会津田島に行くキハ52単行を2両連結していました。そして郡山から仙台までの区間は急行「いわき」と併結し、特に郡山~福島間はキハ52 2両を含め11両編成で東北本線をかっ飛ばすという何とも面白い列車でした。このキハ52は小牛田配置で、小牛田のキハ52はほぼこの急行運用のために新製配置され急行廃止まで存続したという珍しい車でした。このキハ52は、一般型気動車が1978年の塗装規定の改訂以降首都圏色と呼ばれた朱色5号に変更され1980年以降は廃車予定車などを除き一般色は珍しくなっていたところ、急行が廃止される1982年11月のダイヤ改正まで一般色のままで注目を集めました。これはこの車がほぼ急行運用専用車であったことと関係しているでしょう。(急行に単色塗りの車を連結するのはいかにもみすぼらしいと判断されたのでしょうか?) そして急行廃止後、このうちの128番が事故廃車となった米子のキハ53 6の代替として一般色のまま米子へ転属したのは有名な話でしょう。キハ52 128は1990年代中盤、最後の一般色車両として注目を浴びていましたが、これは流行りの塗戻しなどではなく、一般色のまま塗り替えられたことが無いという貴重な車でした。

 

と書くといかにもキハ52にも知見があるように見えますが、キハ58系ほどではありません。

 

そんな訳でこの急行「いなわしろ・いわき」を再現しようと色々ネットを漁り、Tomixのキハ52一般色が引っ掛かりました。初期型と後期型とあるようですが、初期型はプレスドアでドア下部に横長の大きな採光窓があるタイプなのでこの急行「いなわしろ」用ではないと思い、後期型を2両買いました。そして今日無事に2両が届きました。しかし良く見てみると・・・

 

あれ、便所窓が横長の小窓だなぁ。。。 まさか!?

 

そして当時の小牛田に配置されていたキハ52を調べると、

 

キハ52 126・127・128・143

 

そう、便所窓が小窓なのは143の1両しかいません。よって2両のうち最低1両は従来型の便所窓をもつ車ではなければなりません。そしてTomixさんのキハ52の模型を確認してみると。。。 非プレスドアで便所窓が旧型のモデルは模型化されていないようです。大糸線関係で金型はあるものの、大糸タイプは足回りがグレーだったり屋根上にクーラーがついていたりでそのまま使えません。また便所窓は旧型ですが便所が撤去されているので大きさはそのまま普通の窓になってしまっています。そもそも大糸線タイプのキハ52はプレミア状態ですし。(キハ52 後期型一般色もたいがいプレミア価格でしたが…) どうしよう。 色々探してみると、KATOのキハ52がこのいわば「中期タイプ」に該当する車のようでした。 しかもKATOのキハ52はTomixが出ているからか、投げ売り状態になっちゃってますし。 

 

「何だ、最初からKATOのを買えばよかったじゃん! KATO製は後にTN化とかしなければならないけどTNを付けてもおつりが余るほどKATOの方が安いし。 しかもKATOのキハ52はキハ58ほどTN化が面倒ではないし」

 

という訳で結局追加でKATOのキハ52を増備する羽目になりました。というか1両余った後期型一般色のキハ52はどうしよう。。。 キハユニでも買って非冷房のキハ58と混ぜて花輪線でも再現しようか・・・。

 

という訳で、たかがキハ52されどキハ52です。キハ52と言っても色んなタイプが居ますので、特定の列車や地域をターゲットにする場合は気を付けましょう!!