みなさんこんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

まず1号車のキハ58 1019からスタートしてみましたが、思いのほか手がかかりこんな時間になってしまいました。この調子じゃあ全車完了するのはいつになる事やら。しかも途中から面倒になって一部はしょってしまいました。

 

↑まずは急行「のりくら」セットばらしのキハ58平窓後期車(14次車)から弄ります。この時点で既に元の動力ユニットは他のT車の床下と入れ替えてあり、すでに当車がT車になっています。それ以外はセットの模型のままです。

 

新潟のキハ58系は本州では珍しく北海道のように正面窓の運転席側・助手席側ともにデフロスタが取り付けられていました。「のりくら」セットのキハ58は当然運転席側にしかありません。流用できるパーツを探していると、Tomixのキハ57セットが、左右ともにデフロスタが付いていることに気づきました。このキハ57セットの車両は台車を交換して非冷房のキハ58として使う予定なので、この車と正面窓のパーツを交換することにしました。

 

↑こいつがキハ57セットのキハ57です。非冷房車で左右両側にデフロスタが付いています。この助手席側の窓パーツを「のりくら」セットのキハ58に移植します。

 

そして、「のりくら」セットのキハ58は、KATOのジャンパ栓を取り付けるため、モールドされているジャンパ栓の表現を全て削り取ります。しかしここで問題が! 今まであまり削るといった加工をしていなかったので、ヤスリの種類が圧倒的に不足しています。ジャンパ周りの細かいところを削らなければならないのですすが手持ちの工具ではなかなかうまく進みません。よって、、、

 

↑これくらいで我慢しました。キハ58 1019の冷房電源用KE8ジャンパ納めは模型の位置よりも低いところに付いていましたので、穴あけも現車の位置に開けています。タイフォンは、スリット状の表現をヤスリでゴシゴシ削っています。

 

↑購入してあった新潟タイフォンカバー(クハ76用)をキハ58のタイフォンに乗せてみましたが、若干大きすぎるようです。。。よって念のため買ってあったエバーグリーンのプラ棒(1.6mm)を加工して付けようとしましたが、これも太すぎです。困りました。某通販ですぐ1.2mmの在庫を探しましたが、出てきません。どうしよう、これが無いと1両目すら完成しないのに。。。

 

そこで、1.6㎜のプラ棒をヤスリでゴシゴシ削って細くし、1.2mmに加工してみることにしました。

 

↑元のサイズです。

 

↑削った後です。1.2mmくらいになりました。角が立たないように回しながら削るのがコツですが、なかなか難しいです。これをキハ58のタイフォンにあてがってみましたが、良さそうです。よってこいつを斜めにカットして新潟タイプのタイフォンを自作します。あと、写真を撮り忘れましたが、キハ58のタイフォンにも1.2mmの穴をあけます。そして自作したタイフォンを差し込みました。

 

↑おお、なんとなく新潟っぽくなりましたね。

 

↑全面塗装は面倒なので、筆でチョイチョイとタッチアップしました。ちょっと粗いですが、ジャンパケーブルを付けたら目立たないでしょう(汗)

 

すみません、作業に熱中していると経過写真をすぐ取り忘れて次工程に進んでしまいます。なので写真が飛びますがご容赦ください。

 

塗料が乾いたらジャンパケーブルを取り付けます。そして屋根上には購入したメタルパーツの水タンクを取り付けようとしていたのですが。。。 夜だし面倒なので後回しにし、当車は急行「べにばな」セットのキハ58から水タンクを拝借してお茶を濁すことにしました。そして完成です。

 

↑おおっ、新潟のキハ58っぽくなりましたね。やはり円筒を斜にカットしたタイプのタイフォンカバーの効果は絶大です。あとKATOのジャンパ栓を取り付けるついでにジャンパ栓の位置も実車に即して移動しています。助手席側のデフロスタも良い雰囲気です。あと、前頭部床下周りは、乗務員ドアステップを黒くし、助手席側床下の機器箱をカットし、単線型スノープロウを付けています。エアホースのコックは白く色挿しし、ジャンパ栓の蓋はグレーに塗装してあります。幌は枠を黒に塗っています。これで1枚目の写真の状態から見違えるようになり新潟っぽくなりましたね。

 

↑屋根上はメタルパーツの新潟水タンクを付けるのを今日は諦め、とりあえず「べにばな」セットのキハ58からタンクを拝借して付けています。そしてこの水タンク脇には通風器を増設してあります。これで1019の形態は完璧ですね。

 

あ、車番を入れるのを忘れていますね。あとで入れるようにします。

 

↑末期のキハ58 1019です。赤倉の時代からは20年近く経過し形態が変わってしまっていますが、助手席側にも付いたデフロスタ、通常の車両より低い位置にある冷房用KE8ジャンパ栓納めなどは当時から変わっていませんね。またタイフォンは、国鉄時代の円筒斜め切りタイプから更に進化したものに改造されています。

 

いかがでしょうか。今回は用意したタイフォン及びその部材が大きすぎ、思ったより手間を食ったためかなり時間がかかりましたが、慣れればもっと早くできるようになるでしょう。しかしこれをあと7両もやるのかと考えると気が重くなります。

 

では続きはまた明日です。

 

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