こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

今日2回目の連続投稿となります。もうそろそろ寝る時間ですが、寝るに寝れない事実を知ってしまったのでパソコンに向かっています。

 

過去記事(本当に初期の記事)にも書きましたが今春まで約7年にも渡る海外赴任生活をしておりましたので、その間の模型の情報はほぼ無知という状況からの再出発でした。そのため皆様には、「こんなのあたりまえじゃん」という内容ですが、私にとってはびっくりです。そのためあんな記事タイトルになっています。

 

先日(いつだったか忘れましたが)の記事の中で、TomixさんもKATOさんも「キハ58 0番台冷房車の急行色は模型化されていない」と書きましたが、先ほどネット色々見ていると、Assyパーツでキハ58 303ボディ(6125-1A)というものが引っ掛かることに気づきました。何だコレ。303って高松配置の0番台冷房車・急行色ではないですか。ということは「キハ58 0番台冷房車の急行色」が模型化されている? と思い調べていました。すると、

 

 

 

 

 

こんなのが出てくるではないですか。恐らく皆さんはとうの昔からの既知なのでしょうが。私はこんなものを知りませんでした。ということは、0番台冷房車を手に入れようとすると、スタータセットを買わなければならないということですか。いやいやこれには参りました。模型再開した際にレールやパワーパックを買ったばかりなのに。しかもパワーパック用のACアダプターが在庫なしで入手にとても苦労したのに。こんなのを買うとまた全部一式付いてきてしまうのですね。しかも0番台冷房車なんて基本形式なので1両と言わず何両も欲しいのですが、そのたびにこんなスターターセットを買って、しかも毎回動力ユニット付きで。いやはやあり得ませんね。

ネットで調べていると発売は約1年前で皆さんAssyパーツを組んで再現されているようですが、現在当然Assyパーツの在庫もありません。Tomixさんの平窓最終ロットのキハ58といい、KATOさんの0番台冷房車といい、単品で出してくれないのですかね。

 

とりあえずどんな車両が入っているか見てみたいし。無駄は覚悟でスターターセットを買ってしまおうか悩んでいます。一番の悩みはこんなバカでかい箱が届いたら家族に何と言われることやら。。。

 

また、この製品の紹介をよく読んでみると・・・

 

 

なんと、キハ28は4VKを搭載しない冷房0番台なのですね。なんとマニアックな! ちゃんと側面の4VKの吸気口は無いタイプになっているのでしょうか? 非常に気になります。ということは、これを使えば急行「ときわ」や、先ほど紹介した房総急行を簡単に再現できるではないですか。ちなみにこちらはホビセンや通販ショップ等でもまだ在庫があるようですね。

 

製品紹介によるとキロはグリーン帯入り、4VK搭載の2196になっているようです。2196というと平窓最終ロットで、便所窓が横長になっている筈ですが模型の写真を見る限り正方形に近い形状です。よって2196としては使えないようです。番号を消して他のナンバーにしなければならないでしょう。また、通常セット及び単品の2160・2163もそうですが、側面のグリーン帯が消され始めたのは1978年10月の塗装規定改訂後で、廃車予定車を除き引き続き使用される車両については早々にグリーン帯が消されました。そしてKATOが模型化しているキロ28は1979年以降に4VKを搭載し+2000番となっているため、グリーン帯を消すか床下を取り換えるかをしなければなりません。正確には側面の冷房発電機の吸気口の位置も反対にしなければなりません。これは非常に手間ですので雰囲気だけで楽しむのが良いのでしょう。Tomixさんみたいに帯を選択式にしてくれると良いのですがね。

 

という事でこのスターターセット、3両の内容が、

 

キハ58 303 高松配置の0番台冷房車で国鉄末期に廃車

キロ28 2196 美濃太田配置車で国鉄末期に廃車 帯有の時代に+2000された可能性はほぼ無し

キハ28 72 1975年まで千葉にいたが房総電化で敦賀へ転じ、1980年には小浜線急行の冷房化で竹下へ転じ、主に普通列車用として活躍し国鉄末期に廃車

 

というバラバラな編成となっています。まあ細かいことは気にせず走らせましょうというスタンスなのでしょうが、全然スターターセット的な内容になっていないのが何とも。。。

 

こんなセットを買うともれなくキハ28 72が付いてきますので、急行「ときわ」を作りなさいという神の声でしょうか。。。 ああ、頭が痛いですね。またAssyパーツの再販をしてほしいですね。でもこれでKATOさんは0番台の冷房車を再現するパワーがあることを知りました。次回モデルチェンジ車が発売された後に、また前の「ざおう」「いいで」のようなバリエーション展開をしてくれることに期待します。

 

しかし本当に10年のブランクというのは大きいです。去年知っていれば何てことはなかったのに。最近の鉄道模型業界は、一度手に入れ損ねると次が無いケースが多く、ユーザー側はいつも全方面にアンテナを張っていないといけないのですね。昔(30年位前)はどこの模型屋に行ってもたいてい基本形式はいつでも売っていたのに。。。

 

是非私のホームページ

 

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