こんにちは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

先日よりホームページ上でキハ58系形態分類のページを作成・公開を始めましたが、新製時の形態変化一覧を作成している中で、今まで描いてきたイラストに反映しきれていない項目が発覚してしまいました。正確には、「ま、この程度の差異はイラストにしても良く分からないであろうから、まあいいか!」と判断し目をつぶっていた項目ですが、形態一覧表に記載してしまった以上、区別してイラストを描かないわけにはいきません。その項目は、「後位側乗降ドア(デッキ)ステップの大きさ」と、「後位側乗降ドア手すり切り欠きの太さ」です。

 

ステップは、7次車までが小さいもので踏み段の地面からの高さが高く、8次車以降は大きくなり地面からの高さが低くなりました。しかしイラストは全車曖昧な形状となっています。

 

「後位側乗降ドア手すり切り欠きの大きさ」は、1次車は切り欠きが小さかったものが、2次車以降は握ったときに手に当たらないように切り欠きが大きくなりました。しかしイラストは全車切り欠きが小さいままです。

 

よってこの2点につき、これまで描いた1581両分全車につき修正することにいたしました。自分で言うのも何ですがこれはとても大変な作業です。しかし気づいた時に直さないと後で絶対に忘れてしまいます。よってしばらくはこの修正作業に専念することとします。これまでも描いている途中で誤りに気づいたり、気に入らなくなったりして描いた全車修正というケースは多々ありましたので慣れっこですが・・・。

 

 

↑これが今まで描いていた元図です。サンプルで「キハ27 22(3次車)」のものです。側面車端部及び端面に見える乗降ドアの手すりは、手すりの切り欠きが小さい1次車の形状に近くなってしまっています。この形状で全車描いていました。また、乗降ドア下部のステップは、幅について現車を忠実に再現しておらず、高さも中途半端です。高さは前述の通り8次車以降で変わりますが全車同じサイズで描いてしまっています。

 

↑これが修正後の元図です。乗降ドアステップの形状をより忠実に再現し、更にドア横の手すりについても2次車以降については実車通り切り欠き寸法を大きくしました。

 

↑サンプルで次数の異なる2両を並べてみました。左は「キハ58 1(1次車)」、右は「キハ58 1140(18次車)」です。修正後の元図です。見にくいかもしれませんが、両車でドア下部ステップの高さと、ドア横の手すりの切り欠き寸法が異なることが分かりますね。

 

1518両ありますので、1日100両修正したとしても16日・・・。1日100両もできるかな。。。 ですので、しばらくホームページの更新はおあずけで絵の修正に明け暮れることでしょう。

 

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