どうも、


かみあつです(●´ω`●)



ぽかぽかな日が続き、桜も満開なこちら地方…


春ですねぇ🌸🐝


またまたお久しぶりになっちゃいました…

実は、3月24日に、我が家の大切な家族でもある、ぶんちょのピッピが約6歳半で虹の橋を渡りました✩.*˚


今は悲しみを乗り越えて、安堵と寂しさが溢れます…

たくさんの思い出を家族と振り返っては、写真をみて癒されたり、動画を観ながら笑いあっていて、今も私たちの家族であり、癒される存在であることに変わりないなぁと実感しています♡

出会ってくれて、家族になってくれて、
どうもありがとう♡

そして今までたくさんの喜びと幸せをくれたね…

これからも大好きだよ♡
いつかまた会おうね!



思い出を記録しておきたいので、ここからはとてもとても長くなりますが、ペットや文鳥に興味のある方、お時間のある方はお付き合いいただけると嬉しいです♪






ピッピが我が家にやってきたのは、2014年の12月でした…

出会いはペットショップの閉店セール。
小動物好きなので、時々そのペットショップに行っては眺めていたんです。

でも、もうお店がなくなるからと買い物ついでにふらっと訪れたら、少し値引きされた小鳥ちゃんたちが!

その中で大好きな文鳥は、
中びなと書かれた桜文鳥らしき子が一羽だけ。

こちらを見てる…じっと(笑)
あぁ、可愛い♡
抱っこしたい( *°∀°* )✨

でも抱っこしたら絶対連れて帰りたくなる…
家族に相談もなしに衝動的に飼っても、もしかしたら以前に飼った桜文鳥のように、ヒナから飼い始めたのにも関わらず、あまり人馴れしないかもしれないし、あの時みたいに突然のお別れする日がやってくるかもしれない…

なんてことが頭の中をぐーるぐる(´・ω・`).。oஇ

そこへ店員さんがやってきて、

店員さん「抱っこしてみますか?」

と声をかけてくださったので、久しぶりにぶんちょを手のひらに♪

すると、お腹をくっつけてちょこんと座って、おとなしい♡全然嫌がらない!
ほぇ~♪これこれ♡
可愛い~(*´ェ`*)♡

店員さん「桜文鳥ではあるようなんですけど少し色が薄いというか青みがかっているんです。まだ生え変わってみないとわからないですけどね…」

デレデレ「へぇ…確かに。それに、こんなにおとなしいなんて…」

店員さん「そうですね…でもエサもたくさん食べる元気な子ですよ」

そんな会話をしながら、上姫のことが頭に浮かぶ。数年前まで飼っていたぶんちょとの思い出を何年経っても話していたものですから。
突然の別れに心痛めていたけれど、鳥さんが家にいる生活を忘れられなかったのですよね…


この子を連れて帰ったらきっと喜ぶよね?
クリスマスプレゼントでサプライズ?
よし、これもご縁だ!連れて帰ろう!
そう決めて、生まれを確認させてもらったら、

10月上旬生まれ、静岡県、ブルー

との文字が。
ブルーだなんて、初めて聞きまして。
桜文鳥に似てはいるけれど違う種類であることがはっきりと判明!

久しぶりに鳥かごや必要な餌類を一式買って、家に帰りました。
諸々と準備をして、紙箱からそっと手の上にぶんちょをのせると…

ピョンピョン動き回り、じっと座ってなんていなくて落ち着きなくて(・・)💦?
そして、ツンツンと突っつき噛み付く…💦

ニヤニヤあれ?全然おとなしくないし噛み付くぞ?
もしや、連れて帰って欲しくて、鳥なのに
猫かぶってたの?賢い子だわ(笑)

このエピソードは、ピッピらしいよねと家族の間でずっと語られてきました♪
閉店セールで売れ残ってしまっていたら、その後どうなったんだろう?なんて思うと、あの出会いは運命的だねと今も話します。

上姫も、ちび姫も、新しい家族に驚きつつも、とても喜び、ぶんちょとの生活が始まったのでした♪

それからというもの、上姫は文鳥のことを調べ、学び、保定(とりの体を片手ではさみこんで抱っこすること)できるまでにもなり、体重を測ったり健康に気をつけてお世話をできるまでになりました。

噛み付く癖も、その度にふっと息をふきかけるようにして、ダメなことというのも教えるように。すると噛み付くこともなくなりました。



あれから月日は流れ、昨年10月頃に腹部の腫れに気づきまして…
とまり木に止まっていて落ちそうになるのを目撃したんです。
また放鳥したときに、飛ぶ距離が短くなっていることも気になり、伸びた爪を切ってもらう目的のもと小動物専門病院へつれていきました。

レントゲン検査と触診にて、いくつかの病気の可能性が明らかに💦体重が5g増えていたこともわかりました。その頃はとても忙しくて体重を測ることができていなかったので早く気づいてあげることができませんでした。

文鳥も6歳を過ぎると老鳥とも呼べる時期なのもあり、外科的治療にて完治の可能性はありつつもリスクを伴うこと、またその治療を受けるためには都内の病院へ転院しなければならないことが告げられまして( •́ㅿ•̀ )

家族で相談して、今の自分たちでできる限りのことをしてあげよう。そして、何より負担になることは避けてこれからの時間を大切に過ごそうと決めました。
可能性にかけて投薬治療を続けながら、薬が効いて良くなることを祈りながら、2週間に一度の通院を続けてきました。

始めは通院に緊張を隠せなかったピッピでしたが、だんだん慣れるものなのか…診察を終えてすぐにエサを食べ始める余裕も出てきて、お医者さんと笑ってしまうことも(*´艸`*)

水に混ぜた薬も毎日嫌がらずに飲むし、エサもしっかり食べてくれて、本当に偉かったんです!

診察の度に、その時の症状に合わせて薬の内容を変えていただきながら様子をみるという感じでした…人のように血液検査で数値をみて判断するなんてことはできないので、

エサをちゃんと食べているか?
フンは出ていて正常か?
いつもと様子に変わりはないか?

というような普段の様子をチェックしていることがとても重要!
一日中家にいるわけにもいかないので、家族全員でいつも様子を気にかける日々でした…


ちなみに、これまで何度も幼い頃から文鳥と暮らしてきましたけれど…
先に書いたエピソードでもわかるように、こんなに賢い子に出会ったことはありません。
リビングで飼っていたせいもあるのか、おそらく自分がヒトと思っていたのかもしれないです(笑)

いや、こちらもそう思っていたくらいに話しかけていたし、相談もしてみたり(笑)
ケージを覗き込むと気にかけるような目で寄ってきて、ピッ?なんて鳴いてくれるんだもの…

エサが無くなればエサ箱をカッタンカッタン持ち上げて音をたて、鳴きながら知らせたり。
水浴びの時間が近づいてくると、羽をバタバタさせたり、取り付ける入口のところに降りてこちらを見ていたり。

そしてとにかく人懐っこくて、家族の手の中が1番好きな子で、放鳥しても、どこかに飛んでいくというより、人の手から手へ移動することばかり(笑)
そして、ちょこんとお腹をくっ付けて座っているから頭を撫でると気持ちよさそうに寝てしまうんですよね…
もう癒しでしかない( ˘͈ ᵕ ˘͈  )

飼ったことのある方はご存知だと思いますが、
手乗り文鳥とは言いますけど、個体差があるんです…肩や頭にいるのが好きな子もいるし、動き回ったり、飛び回ることが好きな子もいます。

野鳥の習性が残っているのにも関わらず、名前を呼ぶと返事をしながら手に飛んでくるなんて、本当に愛しくて、たまらない存在です♡

そんな、人の手が大好きなうちのぶんちょですが、放鳥を終えようとそっとケージに戻そうとすると、察してか、ケージの上にすっと飛び乗ってしまい、その時ばかりは、出した手を避けてピョンピョン逃げ回る…
これがまたおかしくて楽しくて(*´艸`*)

ここにいる時はまだ入らないぞの時です(笑)

こんなにちっちゃな存在なのに、ちゃんと意思表示できるのだから、凄いことです(●´ω`●)


この6年半を振り返り、一番の衝撃的な出来事は、私の膝の上で産卵したことでした!

鳥も産卵のときに陣痛のような痛みもあるのかな?
一度目の時、時々辛そうに羽をバタバタしていて心配で。卵が出てきてビックリしたっけ…

その後すぐに動物病院へ連れていったら、もう一個の卵が確実にお腹にあることがわかったので、同じように落ち着かなくなってきた時、ケージから出して膝の上で手に乗せて見守ったんですよね。大丈夫だよ、もう少しだよと話しながら。

すると、ポコっ🥚(笑)

彼女が生涯で産み落とした卵は2つ。
そのうちの一つは私の膝の上。
鳥の出産に立ち会ったのは初めて(笑)

昔飼っていた子たちはツボ巣を入れていたのもあり、気づくと巣の中にたまごがあるなんてことも経験したことはありましたが、まさか膝の上でなんてね!

色々と調べてみると、一羽飼いで産卵することはあまり良くないことをその頃初めて知りまして。
たまご詰まり(お腹から卵や卵になりかけのものが出ない、出せない)などのリスクを避けるためその後は産卵しないように、偽卵をケージに入れておいて、発情しないように気をつけて過ごしました。

昔飼っていた頃とは違って、情報化社会になったおかげなのもありますが、生き物好きな上姫と飼育本を買って読んだり、ネットで調べたり、色々と詳しく勉強しながら丁寧に飼っていたように思います…ありがたいことです♡




話は戻りまして…

治療を続けていながらも、お腹の腫れは良くなることはなく、動きづらさもまた目にするようにもなり、今月に入り急激に悪化しているのがわかりました。

そこで2回経験した奇跡✨

1回目は、止まり木に止まる姿がつらそうで、ヒーターに寄りかからないと止まっていられないような状態に気づきまして。その日はエサを食べては水をのみ、ヒーター前で寝るの繰り返しに。いつものように呼び掛けにも応えられないほどでした。必死に生きることに集中しているように思えました。
そして、エサ入れのところで動けなくなっていることに気づいたのは夜中。

その頃は上姫の定期テスト真っ只中で、ピッピが心配なのもあり、リビングで遅くまで勉強していて、私も付き合っていたので気づくことができました。

そこで、ケージから出して手の上にのせると、座るというよりはペタっと真っ直ぐな姿勢になり足の力も抜けて、全ての力を委ねるように寝ていて…もう長くないことを悟りました。

2人でボロボロ泣きながら交代で手のひらで何時間も抱っこし、朝を迎えました。すると、突然にひょこっと立ち上がり、ケージの中へ。エサを食べ始めたんです!
その姿を見送り、上姫はほとんど寝ずにテストを受けに学校へ。私も家族に任せて仕事へ。そこから数日はいつも通りに戻るという奇跡✨
後に戻ってきた上姫のテストは92点という奇跡も‎( ⊙⊙)!!

止まり木を1番低くしたり、布を敷いて落ちてしまってもケガしないように環境を整えました。止まり木に止まる力も弱くなってきていました。


2回目は、1回目の奇跡の数日後のことでした。
フンが黒っぽいことに気づきまして、動物病院へ連絡すると、予約いっぱいのため翌日の診療前に検査をしていただけることになったのですが、ピッピはその日の朝に前回と同じような状態に。

家族交代で抱っこしてると、しばらく寝ては立ち上がりケージに入りエサを食べ、水を飲み、また手に戻ってくるを繰り返しました。そして、ケージのいつもの場所に戻って眠れるときは家族も休みつつ見守りました。
文鳥はエサを食べることで体温を保つことができるので、エサを食べられることができなくなると危険なのです。

翌日になり、さらに様態は悪くなりました。
エサも食べることなく水を飲めなくなり、手の上でじっと眠り、時々口呼吸している時もあり、てんかん発作のような症状も。
病院に検査にいって薬を処方してもらっても、自分で水を飲めなければ意味が無いからと、約束の時間まで見守り断ることも考えていたら、なんと!突然立ち上がりエサを食べるためにケージに入り、水を飲み始めたんです!それは決断する数分前のことでした…

生命力というか、最後まで生き抜こうとするとてもひたむきな姿をみて、こちらが諦めてはいけないと奮い立つ出来事でした( ;⌄; )

慌てて病院へ行き検査をしてもらうと、やはり血液成分が出てしまっていることがわかり、止血剤とてんかん発作を止める薬を処方してもらいました。

そこからまたも持ち直し、数日…
ケージの中で過ごせるようにもなり、フンも通常に戻り、呼び掛けにもいつも通り応えてくれて、薄いピンク色だったクチバシや足の血色も大分濃くなってきたので、大好きだった豆苗やみかんを食べさせてあげたり、水浴びもさせてあげることができました。
本当に奇跡だと思いました✨



その翌日が3月24日…

朝いつも通りにお弁当を作り終えて、ケージをみるとまた辛そうなピッピの姿が。

当たり前のようにまた手の上にのせて、抱っこすると、それまで聞こえていためざましテレビの声が聞こえなくなりました…

え?珍しいな?電波状況悪いのかな?
なんて思っていたら、数分経ってもそのまま。

6:00ぴったりのまま止まったテレビ。

嫌な予感がする…そう思って、家族に声をかけました。もしかしたら、ピッピが最後の日かもしれないからと。そういえば、寝る前にいつもの3倍くらいの時間をかけてエサを食べる姿を目にしたことも思い出しました。

テレビはフリーズしていたようで、リセット操作の仕方を調べて元に戻りましたが、そんなことはあまり起きることではありません。

平日の朝で、しかも上姫は修了式。
家族みんなで交代しながら抱っこして、それぞれに準備をしていました。

後ろ髪を引かれる思いで、出かけなければならなくて…パパさん、上姫と家を出ていきました。

あとは、両親とちび姫にお願いして、私も家を出る時間が迫り、5分だけ抱っこさせてもらおうと抱っこしてくれていた母の側に寄ると、必死に羽をバタバタさせ体の向きを変えて私を見るピッピの姿が!

ウインクおいで!…ここにいるよ!

と声をかけ抱っこするとピタッと手におさまりました。

ウインクよく頑張ってきたね…ありがとうね!
もう十分だよ、ゆっくり休んでいいんだよ。

そう話しかけて頭をなでてあげていると、あっという間に家を出る時間が迫り8時半に。

その瞬間、またも羽をバタバタさせて体を動かし始め、立ち上がろうとくねるようにして仰向けになりこちらを見て亡くなりました…

今、亡くなったんだ…
ボロボロ涙を流しながらも、開いた目を閉じてあげて、体勢も整えてあげる冷静な自分がいました。そして、母にピッピをお願いし、

ウインクもう少しそのままでいいからね。みんなでお別れ言ってあげてね。上姫とパパに連絡しておいて!とりあえず仕事休めない日だから行ってくるから、後で箱に紙をしいて入れてあげて。エサもね!お願いします!

そう言い放ち数分後には仕事へ向かっていました。
あの時やけに冷静でいられたのも、これまでに何度も心の準備をさせてくれていたからなのでしょうね…見送る覚悟はできていました。


しっかしこんなことってあるんですね…家を出る時間ぴったりだった!
きっと、毎朝出かける時間に声をかけてたからなのかな?
最期を看取ることが出来たことも本当に奇跡的でした✨

これまでに鳥さんの最期を看取ることができた経験は一度もありません。
というのも、野鳥の習性もあり、辛い姿を見せず亡くなる事がほとんどだからです。

やっぱりピッピは、文鳥というより、ヒトのように過ごし、我が家の家族の一員として生命を全うしてくれたのでしょうか?

人一倍可愛がっていた上姫は、死に目に会えず寂しがっていました。たまたま席を外していたちび姫も。
でも、それもきっとピッピの配慮かもしれません。あの辛そうな苦しそうな最期の瞬間を見せないようにしたのかなぁなんて話しました…トラウマにならないように。


今もいつもの癖で、鳥かごのあった場所を見てしまいますし、エサを食べる音や鳴き声もたまに聞こえるんですよね…

それもピッピの存在感の証(●´ω`●)

ペット霊園で火葬していただき、家に戻ってきたピッピに、変わらず話しかける家族…

まだまだ思い出話が止まりません!
どんだけ好きなの?ってくらいに(笑)

ピッピ…

今日も大好きだよ♡



長い記事にお付き合いくださったみなさま、どうもありがとうございます(*´ω`*)♡感謝♡




数日前から咳が出てつらく、病院へ行ったら喘息と診断されてしまいました💦
どうりで苦しいはずです(;´Д`)ヒィ

季節の変わり目で同じような方がとても多いそうですので、体調にはくれぐれもお気をつけくださいね!