今日4回目の投稿です!笑


②巻の52〜54ページ、

名前についてです!


今週はたくさんまんがを描けました😁

あと残り3ページほどで②巻も完成しそうです!








52ページ目。

タイトル、名前。

ぼくは、「ちひろ」と名づけられた。性別関係なくつけられる名前だ。

しかし、小さい頃からあまり名前では呼ばれなかった。

ちいこ、ちいちゃん、かめちゃん、かめさん、かめ、かめかめ

大学生になると、半分クローゼットな状態で、セクマイのコミュニティでは苗字をあまり使いたくなかった。

(珍しい苗字やしなぁ)と思うかめ。

そこで、「ちひろ」と名乗ってみたが、女性として接されることが多かった。

「ちひろちゃんはー」と話しかけられるかめ。

あえて、(男性にしかつけられないような名前にしよう)と考えた。

友達に相談してみた。

かめ「名前、思いつかへんねん」

Cさん「読み仮名だけ変えてみたら?漢字そのままで」


53ページ目。

パソコンを開くCさんと、それを隣で見るかめ。

漢字の読み方を検索すると、「かずひろ」と「ゆきひろ」が候補にあがった。

かめ「ゆきひろはあんまり聞いたことないな」

Cさん「いるよ、ゆきひろ、いいじゃん」

家に帰って、お母さんに聞いた。

かめ「かずひろとゆきひろ、どっちがいい?」

母「かずひろいいやん!好きなバレエダンサーと同じやわ。千尋と書いてかずひろ!」

お母さんに決めてもらうつもりだったが

鼻歌まじりで笑顔の母と、無言になるかめ。

ぼくは、12月生まれで北陸生まれ、昔から雪が大好きだった。

雪だるまと雪が降る絵。


54ページ目。

(ゆき、ひろがいいなぁ)

後からむしょうにゆきひろにしたくなった。

翌朝。

かめ「お母さん!」

かめは寝起きで、パジャマを着たまま、寝癖もついたままである。

わくわくした顔のかめ「やっぱり、ゆきひろにしてもいい?」

母「いいよ」

結局、ゆきひろに決まった。

鼻歌まじりに喜ぶかめと、かずひろはあかんかったかとつぶやく母。

お母さんはその日から呼び方を変えてくれた。

母「ち……ゆきひろ!」

しばらくすると、家族みんなが「ゆきひろ!」と呼ぶようになった。

ゆきひろ!と呼ぶ、姉2人と父の絵。