君が代については、ずいぶん以前に『君が代を考える』という記事で考察しました。
最近、某ブログのコメント欄で君が代の歌詞について、ちょっとした話題になっていたので、もう一度考えてみたいと思います。
それは「きみがよは」という歌詞の部分を「わがひのもとは」と歌ったほうがよいのではという意見でした。
これは元東京都知事で衆議院議員の石原慎太郎氏が雑誌インタビューで言っていたこと。
>>「僕、国歌歌わないもん。国歌を歌うときはね、僕は自分の文句で歌うんです。『わがひのもとは』って歌うの」
「わがひのもとは」と歌うのは間接表現ではなく直接的に「日本の国よ永遠に」と歌っていて一見良さそうに見えます。
サヨクの人たちも文句を言えなさそうだし…。
でも、「わがひのもとは」と歌った場合、日本の国は永遠に続くとなるけど、一つ落とし穴があります。
前掲の『君が代を考える』でも書きましたが、皇室が永遠に続いているのに日本の国がなくなっているということはありえないけど、日本の国が永遠に続いているのに皇室が無くなっているというのは(恐ろしいことですけど)あり得るんです。
あなたは平気ですか?
皇室のない日本に自分の子孫が住み続けていること…。
私は嫌です。
皇室も日本も永遠に続いていて欲しい。
だから、私は「わがひのもとは」ではなく「きみがよは」と歌います。
それに…「わがひのもとは」なんて歌うようになると題名も「君が代」ではなくなってしまいますからね。