学資保険には、契約者が万が一の場合、以降の保険料の支払いが無くなり、
契約時の学資金を保障してくれるという最大のメリットがあります。
学資保険は、あしなが育英金のような性質を持っています。
利率の良い学資保険も沢山あり、
万が一の事を想定しなくとも、貯蓄性の優れた商品でもあります。
ただ、気を付けるべき事があります。
「契約者に万が一の場合」
この契約者が誰かが重要です。
一家の大黒柱はパパなのに、パートママや専業主婦ママが契約者になっているケースをちらほら見た事があります。
これは単に、契約時の担当者の無知、または契約を急ぎたく不都合な説明を省いたのどちらかが殆どです。
ママが契約者の場合、パパに万が一の事があっても、
パパは契約者では無いので、学資保険の保険料は支払い免除にはなりません。
保険料は払い続け無ければいけません。
もしママが契約者になっている学資保険に既に加入されている場合、
契約者をパパに変更しようと思っても、学資保険ではそれはNGになります。
学資保険で契約者変更が認められたケースを見た事がありません。
例えば、離婚し裁判で親権が変更になったとしても、
学資保険の契約者変更が認められたケースを見た事がありません。
離婚の場合は、
解約し財産分与する
契約者が払い続け、学資金の取り扱いを離婚時に決める
貯金のつもりで払い続ける
となる場合が殆どです。
契約時の契約者を誰にするか、これは契約時にしか決められない事です。
契約者をパパにしたい場合、パパが出張中や単身赴任や多忙を極めていても、
頑張って時間を作って契約者となっていただく必要があります。