たーつ、人生最後の500日

たーつ、人生最後の500日

男25歳。
人生崖っぷち、500日の今を生きる。

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就職活動を始めると、アルバイトを辞めたり長期で休んだりする人が多いと聞いたことがある。

そりゃ人生の行く末を左右する大事な時期にバイトなんてやってる人の方がおかしい。


でも、こんな大事な時期でもアルバイトをしなければならない人にとっては、バイトをするその人なりのもっと大事な事情を抱えていたりする。



僕もそのひとり。


暇そうにブログを書き綴っているが、これでも昼間は就職活動、夜と土日はアルバイト、という割とハードな生活を送っている。

平日は近所の飲食店で5年目、土日はホテルのパーティなどの給仕を勤めて1年、
今は辞めてしまったが、都内のレストランのウェイターも2年ほど掛け持ちしていた。



まあ夏休みだし就職活動を始めたばかりというのもあるけど、何よりも僕にはお金がない。


だからと言って、我が家は貧乏という訳ではなく、どこにでもいるような地方の一戸建てに住む、ごく普通の家族だった。

ここで色々説明すると時間がかかってしまうのでしないが、とにかく諸々あって学費と毎月の生活費は自力で稼がねばならないのだ。



飲食店もホテルも、お金を稼がねばならないし、まかないが出てくるから続けている、というのもあるけど、

接客が好きだからというのが一番大きい。


だいたいのお客さんは、笑顔でミスがなく、求める以上の丁寧さで接客すると満足して帰ってくださる。

この薄っぺらい上っ面だけの付き合いが、なんの後腐れもなく心地が良い。



就活生の学力を調べるwebテストの勉強をした後、今日も飲食店で働いてきた。



この飲食店は大学を辞めた時からずっと働かせてもらっている。

5年目ともなると店長の次に信頼されてて、こないだ入ってきた社員でオーナーの息子よりも力を持っている。


時給はホテルよりも都内のレストランよりも低いんだけど、色々お世話になってきたし、恩返しだってしたいから、卒業までは続けていきたいと思ってる。



この飲食店でずっと働いたら?と店長に言われたことがある。


本当はそうしようかとも思ったけど、

ここまでこんなに遠回りな人生を過ごしてきたのに、大事なとこだけ楽して、なんの苦労もせず挫折も味わず社会人になるのがすごく嫌だった。


店長には申し訳ないけど、自分の力で努力して、こんな自分でも間違って雇ってしまうようなセンスのない会社を探そうと思う。




でも、せっかく5年間働かせてもらったから、

履歴書の特技欄には「接客」と書こうと思う。


2014.8.6 (6)