昨日、東野圭吾さんの
「夢幻花」読み終わりました。
ちなみに文庫版です。
プロローグでは子どもの恋愛小説と殺人の話が本編にどういうふうに
関わってくるのか分かりませんでしたが、
終盤からの種明かしで一気にわかってきて楽しめました。
最初のほうで亡くなった尚人の死んだ理由はあまり深いものではなくて、
「それだけ!?」と思ってしまいましたが。。
単行本は2013年に発行されたそうですが、原発の話なども交えて
原発に対する1つの考え方もわかりました。
この本では黄色いアサガオが鍵となるのですが、
その研究方法などもある程度細かく書かれていて
生物についてあまり知らなくても理解できました。
この本に出てくる事件をきっかけに蒼太と梨乃が出会うのですが、
梨乃は現実にいたら会ってみたいなと思える人ですね。
この本には二人で動く人たちが多くて
人と連携して物事を成し遂げてみたいなとも思いました。
39章での"才能を持つもの、持たざるもの"や
エピローグの"原発との関わり方"なんかは普段自分では
考えないようなことを知れたので本を読んでよかったなと思えました。
感想はこんな感じです。ではでは~