Hornby R3102 BR 6000 Class 6023 'King Edward Ⅱ' | かめ鉄R-3000のブログ

Hornby R3102 BR 6000 Class 6023 'King Edward Ⅱ'



ここ数年はたまーにブログを書いては数ヶ月、下手したら年単位で放置していたのに珍しく連日更新です。

さて、今回のお題はこちら。

 

Hornby R3102 BR 6000 Class 6023 'King Edward Ⅱ'

これを買ったのは2年前の10月、発売当時に新品で買いました。

英国型には詳しくなく、このキング・クラスもメディカル・アートさんのブログに掲載されていた

写真を見て初めてその存在を知ったくらいです。

そして一目ぼれし、買ったというワケです。

当時はまだ円高だったので12,000円と安価でした。

限定1000個で、動態復活仕様です。

画像では先頭にカプラーがついていますがこれはユーザー取り付けのオプションパーツで、

取り付けられていない状態で箱に入っています。

 

なぜかテンダーが傾いています。

一度分解して原因を探したのですが結局わからず、組み立て直したら多少改善されました。

SUPER DITAIL仕様ではないのですが金型は新規のものになっているらしく、よくわからない仕様です。

良くも悪くも金型は新しくなったので、SUPER DITAIL仕様のキング・クラスは当分出ないでしょう。

 

実車は1930年6月に6000型の24号機として登場。

入線区間を選ぶ軸重20t超えの重量級急行機のため、1962年6月に車齢32年とイギリスの蒸気機関車としては

短命に終わり、廃車後は解体される予定であった。

しかし、橋梁の重量耐久試験で6024 'King Edward Ⅰ'と共に死重として使われることになり、解体を免れた。

その後は保管されてはいたものの、海の近くのバリー廃車置き場に放置されていたため腐食が進んだ。

他の蒸気機関車に使用するため部品を取り外され、また廃車置き場での移動を容易にするため

意図的に第3動輪を切断されるなど、状態は最悪であった。

1982年に£15,000で買い取られ修復が始まり、紆余曲折の後に約30年の歳月をかけて修復は完了。

2011年4月に復活を果たした。

第3動輪は新たに作りなおされ、切断されたオリジナルはモニュメントとして飾られている。

復活直後にボイラーの故障が判明、修理が行われ2013年に運用を再開した。



SUPER DITAIL仕様ではないのでキャブ内は塗装されていません。



特徴的な先台車。

曲線通過時の可動範囲確保のため、前輪側のみアウトサイドフレームとなっています。

これも金型が新しくなっているようですが、それでも台枠と先台車の間に大きな隙間ができてしまうため、

黒く塗った厚紙で目隠しを作り、取り付けました。

そのため上り坂では台枠に干渉してしまいますが、そんな場所を走る予定はないので問題なしです。


限定1000個なので所謂「レアアイテム」ではありますが、極端に値上がりしてはいないようです。

というか、中古品を見かけません。

過去のオークションなどを見ても定価とほぼ変わらない価格で落札されているので、

そんなに人気はないようです、



おわり