初JAM | かめ鉄R-3000のブログ

初JAM


みなさんお久しぶりです。


最終更新から約1年、最早見ている人はいないでしょう。


なぜ今更になって更新するのかというと、特に理由はありません。


えぇ。



前置きは置いといて、国際鉄道模型コンベンション(JAM)というものに初めて行って来ました。


ナカイとえいしさん(旧名:グレンダワー)のいつもの2人と一緒です。



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会場の入り口を入って少し歩いたところに、E18が鎮座していました。


エリエイの所有で大井川鐵道にて長年に渡って修理が行われていた(というか待っていた)もので、


元は旧・大日本帝国陸軍の鉄道連隊に所属していた機関車です。


この度めでたく修理完了となり、そのお披露目(?)として会場に置かれていました。


黒く綺麗に塗装されていて、機械油の良い匂いが少し離れたところからもわかりました。


連隊章やナンバープレートは復元されていましたが(恐らくレプリカ)、ロッドなどの一部の重要部品は


欠損していました。


どうやらロッドの欠損は修理前からのようで、同じサイズ・形のものを作るのは予算の面でも


難しいでしょうね。



まずは各企業ブースをぷらぷら見ていきます。


写真は気になったもの以外撮っていないので、展示状況を詳しく知りたい方は他のブログやサイトを


ご参照ください。


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KATOブースに目的のものを見に行きました。


9月発売予定の 2020-1 C56 小海線 です。


宣伝が地味であまり注目されていないように思えますが、今まで高価で少数しかない金属製か


おまえ誰状態のマイクロエース製しかなかったC56があのKATOから安価なプラスチック量産品で、


しかも1/150で製品化されるという日本の鉄道模型史に残るであろう画期的な製品なのです。


さすがに実物の展示はありませんでしたが、完成品予想CGと動力ユニットが展示されていました。


写真では分かりにくいですが、この動力ユニットは驚くほど小さいです。



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各種鉄道模型はもちろんのこと、プラレールやLEGOブロックの展示もあり、


(製品ではないものの)東急旧5000系や211系といった日本の電車のLEGOが走っていました。


また、典型的なアメリカン・スタイルの古典機やイギリスのA3(と思しき機関車)もありました。



この他、目を見張るほど精密に作られたジオラマやアメリカやドイツを始め、台湾など各国の


鉄道模型が勢ぞろいしており、鉄道模型ファンにとってはたまらない内容でした。


西尾克三郎氏が撮られた写真展も小規模ながら開かれており、C51やC52を始め、


樺太鉄道など貴重な写真の展示がありました。


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朝から雷鳴が聞こえるなど不安定な天気で昼頃は晴れたものの、


4時頃から激しい夕立(ゲリラ豪雨?)に見舞われました。






さて、ある意味ではここからが本題です。


JAMと共に東京ビッグサイトで開催されていた全国高等学校鉄道模型コンテスト(高校生以下無料)の


会場には少数ながら鉄道会社などがグッズ販売を行っており、その中に相鉄がいました。


で、凄いのが販売していた品々。


新製品のプラレール 7000系や各Bトレインショーティーはもちろんのこと、


実車のナンバープレートや銘板が1万円を切る破格の値段(さらに学生はその半額)で販売しており、


チョロQ新6000系(新旧両塗装)に至っては1個100円と、フリーマーケット並の価格設定でした。


驚いたことに創立90周年記念で2008年に発売された鉄道コレクション 5000系2輌セットも


約50個限定で販売されていました。


欠陥品取り替え用として保管していたものらしく、経年と保管による外箱の傷があることから


売値は定価より400円安い1,500円でした。


その人気から中古市場では5,000円程度が当たり前なだけあって、この値段で新品が売っているなど


夢にも思っていませんでした。


たった50個の販売でしたが、お金に余裕のある大人はJAMに集中していたのと、高校生以上は


入場料がかかることからか、半数近くが2日目の午後になっても売れ残っていました(後に完売)。


それにしても、入手困難なことで有名なこの製品がいくら学生主体の会場とはいえ、


長時間売れ残っていたのは不思議ですね。


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売り子のおっちゃんの巧みな売り文句に負けて買ってしまいました。


欲しくなかったワケではないんですが、厳しいお財布事情での購入は多大な不安が…。


だって来月には予約したROBOT魂のνガンダム拡張セットとHGUC ジム・スナイパーⅡ[WD]、


上記のKATOのC56の3つ(計15,000円)が来るので、大分引き締めないと。


というか、これ足りねぇぞ金…。


ちなみにおっちゃん曰く箱に傷ありだそうですが、目立つ傷は皆無でした。


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5000系本体と展示用レール、車番や行き先などのシールが入っています。



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正面2枚窓で張殻構造車体という構成は東急5000系を想起させますね。


ただしこちらはボディーマウント構造です。


車体両側面前端の赤帯と車体下半分の紺の間の水色が2輌ともはみ出ていましたが、


この値段の新品とあれば文句は言えません。


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さらにオマケで下敷きまでくれました。親切すぎです。


表は相鉄11000系で、裏は東北の中小私鉄応援キャンペーンの関係で東北の私鉄紹介になっています。

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今年始めに廃止になった十和田観光鉄道も載っていました。





おわり