昨夜の関東地方は冷たい雨が降った。
かなり寒く、息は白い。
時刻は22時少し前、誰もいないだろうと思いチョコザップへ行くと先客が2名、後から2名が来て、私を含め5名で運動をしていた。
この寒くて雨が降る中、傘をさしてチョコザップへ来るのだから、やはり運動は好きなのだろう。
その反面、ダイエット系のYouTubeやブログなどでは、「運動なしで痩せる」といったテーマも目立つ。
そんなに運動が嫌いなのか?
今日は運動なしで痩せるをテーマに書いていこうと思う。
運動なしで痩せる
結論からいえば、運動なしで瘦せることは可能だ。
ただし、多くの人にはお勧めできない。
勧められるのは、高度の肥満で運動が出来る状態にない人か、ケガで思うように動けない人くらいだ。
最初は15分歩くだけでもいい、身体を動かそう。
チョコザップに来ている人
チョコザップに来ている人の8割から9割くらいは普通体型以下で、ダイエットの必要性はなさそうに見える。
ぽっちゃり体型の人は1割から2割くらいで、ぽっちゃりを超えているレベルの人は見たことがない。
その一方で、世の中年男性であれば、勝手なイメージだが、6割がメタボ、3割がガリガリ、動けそうな人は1割くらいといった印象だ。
チョコザップに来ている人との比率が明らかに違う。
やっぱり運動が嫌いなんだろうな。
時間がないと言い訳をする人もいるだろうが、「お酒を飲んでいる時間がない」なんて言葉は聞いたことがない。
運動が嫌いまでではないとしても、優先順位は低いのだろう。
勉強なしで試験に合格
「勉強なしで試験に合格」
誰がこんな言葉を信じるだろうか?
でも、ダイエットの世界は違う。
「これを飲めば痩せる」
こんな言葉に、簡単にダマされてしまう人が多い。
特茶を飲んでも、ポテチを食べたことはチャラにはならない。
黒烏龍茶を飲んでも、食べた脂はチャラにはならない。
試験に合格した人は頑張って勉強している。
運動なしでも食べなきゃ痩せるが、それができないから困っているのだろう。
安易な言葉にダマされてはいけない。
運動=消費カロリーではない
「運動なしで痩せる」という言葉には違和感がある。
それは、運動を消費カロリーを増やすという意味でしか捉えていないからだ。
この考え方でいくと、家事は運動になる。
料理をすれば疲れるし、掃除や家の片づけをすれば、歩数計が数千を超えることもザラだ。
消費カロリーという意味では、いい運動になる。
でも、違うんだ。
運動って、消費カロリー以上に大きなものを得られるのだ。
ざっと思いつくだけで、以下の効果を得られる。
- ストレス解消
- 爽快感を得られる
- 睡眠の質がよくなる
- ごはんがおいしい
- 肩こり・腰痛などの改善
- 筋肉がつく(基礎代謝UP)
- (汗をかくことによる)美肌効果
これだけの効果を得られる上に、さらに痩せるのだ。
なのに、なぜ運動しない?
さいごに
今から5年くらい前になるが、かかりつけの病院で、管理栄養士の方から栄養相談を受けたことがある。
その方は以前、食品会社で健康食品の開発をしていたそうだ。
こういうと一見聞こえはいいが、その方はこう言っていた。
「カモをひっかける仕事」
要は、楽して痩せたいと思っている人に、お金を使わせる仕事だと。
それがイヤで辞めたと。
この栄養士さんの言葉は、その後の私の人生を変えた。
私もこのブログで、どなたかの人生をいい方向に変えられるような言葉を残せるように頑張ろうと思う。