職場を出たら、突然知らない老人(70代位)に道を尋ねられました。

「すみません、大きい通りにはどうやったら出られますか?」

距離はあるけど単純な行き方なので口頭で伝えたのですが、

「一緒についてきてくれませんか?ちょっと足がこんなんで・・・。」

と。

その老人は足が悪いみたいだったので、私が行く方向も同じだったことから、少し親切心を出して一緒に行ってあげることにしました。



道すがら、色々な話をしました。

山梨県に住んでたとか、娘さんがお嫁にいっちゃったとか、

お酒をよく呑むとか…。



そう、老人は酔っ払いでした。それまで気付きませんでした。



でも「こんなに親切な人がいるなんて、嬉しいよ」とか「娘のようだ」などとしきりに言われたので、あぁこの人は寂しい思いをしてるんだなぁと妙に同情し、話を聞いてあげました。



しかし老人は次第に調子こいてきて、商店街を歩いてる途中で「何か欲しいのあるかい?」と言って寄り道しようとしたり、「この様子を映画にできたら良いのに」とか、「ほら、今カメラで撮ってるよ」とか意味不明なことを言ってベタベタと私に触ってくるようになりました。



あー、自分色々と間違えたなぁ。


と気付いたときは時既に遅し。


仕方ないからさっさと目的地の大通りに出ちまおう、と思ってやや歩調を早めました。

すると「早いよ~」と言って腕を組まれました。


ぎゃーーーーーーーー!!!

きもい!キモすぎる!!


すぐさま振りほどくと、
「じいちゃんのこと嫌いなのかい?」
と言って悲しげな顔をするのです。



クソジジイ!警察呼ぶぞ!!!

と若干切れそうになりました。


でも途中で投げ出すのもメンドクサイので、(人通りが多く、酔っ払いは何騒ぎだすかわからないので)根気強く道案内に徹しました。

しかも通りがかりの人から見れば、もし投げ出したら私が悪人になりかねないっすよ。

やばいやばい。



その間ペタペタと背中やら肩やら触られ続けました。


漸く大通りに着いて、別れようとするとまだ何か言いたげな様子でしたが、私は既に切れてたのでジジイが何言ってたか覚えてません。

最後に握手を求められました。
まぁ握手くらいはと思い手を出すと、キモい位すっごいギュッと握られ挙げ句には手首まで撫でられ、

「もう娘じゃないね、妻!」

と言われ、見事私は酔っ払いジジイの妻の称号を与えられました。

即「やだよ、おじいちゃん」と笑顔でかわし、急いで別れて駅の改札に逃げました。


そんなわけで始終親切な人キャラを通しました。



クソッ親切のつもりだったのに後味悪い…。

アタイ心が傷ついたよ。







そんな傷心をOちゃんに癒してもらいました。

丁度その日はOちゃんとゴハンを食べに行く約束をしていたのです。

品川のTRANSFERで巨大ハンバーガーと格闘しながら語り合いました。

もちろん今日のハプニングも。


マヂ今日Oちゃんに会えてよかったわ。

すごい楽しかったし、ハンバーガーも美味かった!!!





きょうちゃんさん、こんなOちゃんを見捨てないでやってくださいね。根は良い子なんです。

マグナム・ナカムリさん、一度会ってみたいです。