2018/02/24撮影 茨城笠間、板東三十三観音第23番、佐伯山正福寺(佐伯観音)さまへ詣でて | 湘南陽光電しゃ館 神仏と自然館+精進落としと飯

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ヤフーブログから引っ越してきました!。
鉄道館とは別に、神さま仏さまの居られる景色、
花/木、そしてその場所の空気感をお伝えいたしたく、
撮影した写真を掲載しています。
そして、お詣りの後は精進落としを。
「気」がピュアのままだと、疲れちゃいますからね!。

2ヶ月かかりましたが、地元、神奈川県内の観音さま巡りを終了致しまして、さて県外は何処へ最初にお尋ね致そうかと考えておりました。

月末で予算はそれほどかけられないし、ただ、なんとなく車中泊パターンで出かけたいとも思いまして、以前よりお尋ね致したいと思いつつ、お参りする機会がありませんでした、日頃、温泉入湯でお世話いただいておりまして、ご信仰申し上げております少彦名命さまと縁の深い大洗磯前神社が浮かびまして、こちらのお社と掛けて出かけてみました。

さらに、ここのところ、お稲荷さまへも気が向いてきておりまして※昨年、田舎の屋敷神お稲荷さまにお会いすることができましてからです、まずは白笹稲荷さまと同じ、関東三大稲荷社の1つ、笠間のお稲荷さまにもお伺いできると考えまして、コレはお楽しみのミニトリップだわ!と。

で、最期の御参詣で遅くなってしまいましたが、板東三十三観音第23番、佐伯山正福寺(佐伯観音)さまへ到着。

実はこの佐伯観音さま、笠間のお稲荷さまの超至近にあられまして、歩いてお伺いできるほど近くにございましたが、近くにあることは調べておりましたので、怠けて久しぶりに地図で道順を判断しましたら、偉い遠回りをしてしまいまして迷いまして、ナビで検索しまして行きましたら、なんとお稲荷さまの真裏だったという次第。

お車でのご参詣は無料の市営大駐車場がご門前至近にございますので、全くご心配ありません。もうご参道の階段が目に入っておりまして、そこを登りますと境内地へ行き着きます。

2018/02/24撮影 板東三十三観音第23番、佐伯山正福寺(佐伯観音)さま境内
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手水舎で手を清めておりますと仏様のお姿が目に入りました。どうも、手水舎へ人が入ると仏様に明かりが点くようになっているようです。「おりん」と書かれたお賽銭入れが一緒に傍らにありまして、試しにお賽銭を入れますと「チーン~」と澄んだ音がします。ほ~・・・、です。

2018/02/24撮影 板東三十三観音第23番、佐伯山正福寺(佐伯観音)、本堂
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ご本尊様は十一面千手観音さまの御胎内仏様で完全非公開の仏様、それも相当古い時代の鋳造仏であられるそうです。ご本尊さまの御脇侍には、こちらも謂われのあられる毘沙門天さまとお不動さまがおられ、近年補修をなされまして、まるで新たにお奉りなされましたような、こちらも古い由緒ある十一面観音さまもお奉りなされておりました。

で、200円をお納め致すと御内陣の仏様方にお会いできます、とのご説明でしたのでお金をお納め致しまして、ご本堂へ上がらせていただきました。ここで、申し訳ありませんが、お寺様のたたずまいと比して、いゃ~、現代のお寺様らしいなぁ!と感心させられてしまったのです。

実はご本尊様のお厨子の前に腰掛けましたあとは眼前の中型DVDによりまして、お寺様/仏様方のご説明が流れるのです。外陣と外を隔てて下ろされておりました幕も実は電動の自動巻き上げ式だった事も後で気がつきました。「けいす」は流石に自分で鳴らすようになっておりまして、「最初、二回鳴らすと観音さまに振り向いていただけます。お願い事を申し上げた後は、観音さま、バイバイと言う意味でもう一度、二回鳴らしてください」と教えていただきまして、その通り、お参りさせていただきました。

どうも普段の修行不足からでしょうか、相変わらず、お不動さまのご真言はあらら・・、ですし、毘沙門天さまのご真言は一瞬、飛んでしまいまして出てきません。「お主、未だワシの真言を唱えられるほど、きちんと修行を積んでおらんな・・」と毘沙門天さまに見透かされてしまったようで、ちょっと絶句・・。

この季節ですので、境内には色合いがございませんで「殺風景なお寺様やなぁ~」などと、不届きな感想を抱いていましたのを、たしなめられたのかも知れませんです。

この記事を書きますので、改めて調べさせていただきましたら、サツキ※3万本!!と菊の花が咲きますとのことで、それはそれは見事な「花のお寺さま」であらっしゃいますようです。実はもう一寺、お尋ねいたそうと思っておったのですが、行路の途中で「阿字ヶ浦温泉」さまを見つけまして、ひとっ風呂浴びていこうか・・・、と予定外の時間ロスをしてしまいましてお伺い出来ず、などとやっておりましたから気合いがちょっと足りなかったのかも知れません。

お花が咲いているときに、もう一度、きちっと撮影させていただいてご紹介申し上げたいと思いますので、仏さま、昨日の非礼、ご容赦いただきたく。

なお、本堂続きの寺務所前にご灯明台がございます。お線香はお寺様でご用意なされた物がございます。出来れば、お志を添えて仏様へお供えくださいますようお願い申し上げます。御朱印はお寺様におわします仏様それぞれの物がご用意されておりました。日によっては納経帳へお寺様で朱印/墨書していただけるようです。

合掌。