ずいぶんと訓練して、手持ち1/10秒程度ならブレ無しで撮影はできるのですが、
流石に花火は三脚+バルブでの撮影じゃ無いとねぇ、と思っていました。
ですが、今回の諏訪湖大花火大会は中央高速の諏訪湖SAからの見物でしたので、
当日9/3はお昼過ぎから7時30分の打ち上げ開始まで待つ見物客の車で、
ほぼ、満車状態になっていて、湖越しの遊歩道はほぼ、場所取り終了状態です。
これでは花火が始まったら三脚なんぞ立てている余地は無いと・・。
さあ、困った、どうしよう??、と悩んでも仕方が無い。
SAを出てどこか他のビューポイントに行くにももう時間が無いし、
なにより、車が駐められないと花火自体を見逃しかねない!と思いまして、
何とか駐車できたSAで撮れないなら目に焼き付ければいいや、
くらいに気持ちを切り替えて、開始時間までのんびりと過ごしました。
で、結果、花火大会はというと・・・。こちらです↓。
2016/09/03撮影 諏訪湖大花火大会 上り線、諏訪湖SAより

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なんだ、結局、三脚立てられたんじゃん、と思われる方がほとんどだと思いますが、
よく見てください。↑の写真、バルブ特有の光跡線が写ってませんよね!。
そうなんです、これ手持ちで、しかも連写モードで撮影したんです。
バルブ撮影と違って、瞬間、見たまんまの花火の姿を撮影できると言うこと、
動画なら簡単ですが、手持ちでこんな手軽にですよ!!。
これ、静止画では結構凄いことだと思いませんか??。
ISOは6400固定で撮影しました。
1V3は12800まで上げられるのですが、
流石にノイズがキツそうですので6400で押さえたんです。
プログラムモードでホワイトバランスは晴天微調整、SS1/60秒です。
ISO6400なら余裕のヨッちゃんの手持ちSSですので、
こんな写真が撮れたんです。
勿論、露出補正は撮りながら+-して今後のデータ検証のため調整しました。
オートフォーカスは花火の炸裂光点が相当明るいので充分に効きます。
なので、マニュアル化は全く必要なく落ち着いて撮影することが出来ます。
後は打ち上げから炸裂までのタイミングをつかんで、
ベストポイントに光輪が入るように連写のシャッターボタンを押すだけです。
いやはや、なんとも、今のカメラの技術はここまで来たかと、正直まいりました。
もう、最期には興奮しちゃって記録媒体(64G)がいっぱいになるくらい、
撮りまくりで最期のクライマックス、水中花火+打ち上げ花火のフィナーレは、
媒体がいっぱいで撮影できませんって出ちゃって、
なので、このフィナーレの輻輳大連発は来年への宿題にして、
もの凄く感動的な素晴らしい光景!!!は心と目に焼き付けて終了しました。
Nikon1シリーズはいろいろと問題もあるみたいで、
最新?の1V3を使っていても不満もありますが、
ニコンさんはもう、このシリーズは継続しないとのことですから、
進化版を期待していた小生は、ちょっと残念な気がします。
ただ、こういう写真が手持ちで撮れるのなら、
今後、鉄&花火にも挑戦してみたいと思う今日この頃です。