高校時代、管弦楽部に所属していました。

初めて合奏したときの感動は、今でもはっきり覚えています。「ペルシャの市場」でした。

先日、高校時代に演奏した曲を地元のオケが定期演奏会で演奏しているのを聴き、懐かしくて、たまらなくなりました。



私、ずっと思っていたのです。

もう一度、オケに入りたいって。


でも、一歩踏み出す勇気がなく、ずるずると何年も経ってしまいました。


フィンランディアに合唱団として参加したとき、

高校時代に演奏したときと、ボーイングが違うことに気づき、もう一度、バイオリンを弾きたいと思いました。


そこで、知り合いの方がいらっしゃる室内楽のサークルに入れてもらいました。


でも、正直なところ、ずっとあまり楽しくありませんでした。私が室内楽の楽しさを知らないだけかもしれません。

いい方ばかりなのですが。



先日、友達が膵臓がんに罹患したと電話かありました。

長くて5年、もしかしたら年単位では無理かもしれないとドクターから告知されているとのことでした。


衝撃を受けました。


グズグズしていてはダメなんだと思いました。

もう若くはないのですから。



室内楽の方たちには本当に申し訳ないのですが、

オケと練習日が重なりますから、退団させていただきたいと思います。