友達からの電話

衝撃があまりに大き過ぎて、まだ受け止めきれません。

ウソであってほしい。

昨日の電話は夢だったんだよね。

そうだよ。そうに決まってる。

彼の余命が年単位じゃないなんて、有り得ないよ。

合唱団の中じゃ、まだまだ若手。

高齢化している男声パートの貴重な若手なのよ。


これからも毎年ずっと一緒に第九、歌おうよ。

昨夜は一晩中、心の中でこう叫び続けていました。

でもね、きょうは月曜日。
もう出かけなきゃ、きょうは、授業も満杯です。