巷の生命保険外交員は、医療特約や入院保険でどのくらいの保障を案内されているのでしょうか。
医療費の自己負担というデータを出して、日額10000円から20000円の保障を提案しているのではないかと思われます。
それとがん保障も。
特約で加入している人も多いと思います。
誰でも、いつ入院となるかわからない。
あるとき、50歳前後のこんなお客様がいました。
「日額1万円保障で、保険料8000円か。支払保険料が年間だいたい10万円とすると、80歳まで生きるとして、300万円の支払いとなるわけか。貯金してた方がよくない?」
たしかに80歳まで元気であれば、掛け損のような気がするのも無理はありません。
生命保険ですから、保障が始まったら、明日にでも保険が下りるというメリットもあります。
ただ、たとえば、100日入院するとして、入院給付金100万円、そして手術20万円とすると120万円は保険給付がある。
しかし、それ以上の入院も考えられないとすると300万円の支払いに対して120万円の戻りと考えると180万円くらいは「安心料」ということになってしまいます。
180万円あれば、老後の1年間の生活費の足しにできる額かもしれません。
こういった現金に関する悩みは、結構多いものです。
であれば、入院保障を5千円に下げて、保険料を4000円くらいにする。
あとは、高額療養費制度があるのだから、十分に医療費を賄えるという考え方もできます。
多くは自己負担約8万円だから、5千円の入院保障で十分元がとれるのです。
という医療保障の考え方もできます。
でも、「がん」や「先進医療」だけは、例外です。
その分も考えて医療保障は加入しましょう。
個人的には、「がん保険」「先進医療特約」は加入しておいた方がいいと思います。
医療保障の見直し相談
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