今年は念頭より、いろんな出来事が世界、日本を席巻しています。
ニュージーランドの地震。もう過去のものとなっていないだろうか。
3月の東日本大震災。瞬時に「命」を奪われ、家族もばらばらになり、一家離散しなければならなくなった状況。
家族もろとも、津波に飲み込まれ、行方不明になってしまった方々。
生きて避難生活している多くの方々。
そして原発の問題。
その状況に日本があるということを忘れてはいないだろうか。
国家の危機存亡の事態であるということ。自然災害はいつどこでおきるかわからないもの。
定まらない、国の舵取り。その間にも国際的な問題は進展し、外交にも影響を及ぼし、国の主権を脅かされる事態や事件が多発しているのは、ここ数年。
目に見えて、日本が危機的だと感じる人はおおいのではないでしょうか。
そんな危機的な状況にあっても、震災地域以外では、仕事に就き、収入をえて生活できる世帯が多く、それでも、尚、「生活が苦しい。」と二重に働き口を探さならない世帯もあります。
経済が厳しくなり、生活も苦しいかもしれないけど、それでも、今満たされているものを数えてみると、「案外、満たされいるなあ。」って気がつくことが多いかもしれません。
最近、よく「お金がない。・・・」ということを聴きます。
こんな状況でしかたないことかもしれないけど、愚痴や不平をいうだけですませていいのかなと思うのです。
よくそういうことをおっしゃる人の周りには、同じような人が集まっています。
そこの周りには、マイナスの空気が充満しているわけです。
同じアナのムジナ。
ちょっと具合が悪くなるくらい。愚痴や不満のオンパレード。
しかし、ほんとーに満たされてないの???って感じます。
例えば、今日の大雨。
家に、仕事場にいるおかげで、濡れることなく、しのげているではないか。
お昼の食事代や弁当もあるし、夕方、近くの居酒屋に寄っていこうかなとか・・・。
毎日の生活。寝る布団もある、暑いときには、ちょっとクーラーも入れることができる。衣服もある。風呂もある。風呂上りの一杯も・・・。
三食食べていける・・・。
なにより、家族や自分が元気に過ごせている・・・。ありがたいなあ~って。
そんなことさえ、思えずに「愚痴」「不満」を言うだけ言って、お互いの傷を舐めあっているだけの集まり。
よくなるはず絶対ありません。
普通にそういう人、集団に近寄りたくないから。
人が集まらないと、仕事の話もできないし、大事な話もできない・・・。
すると、商品やサービスに対してお金を払う人もいなくなる。会社員も同じ。
仕事の質も下がり、評価も下がり、給与も下がる。そして「リストラ」にあう。
負のスパイラル。気がつかない人は一生気がつかないで生きていくのでしょう。
日々、そういうスパイラルにはまらないためには、
謙虚に「今日も生きている。有難う。」その一言で一日を過ごすだけでもいいのではないかと感じます。
そして、いろんな出来事があっても、これは、自分へ「試練」であり、人生の「試験」なのだと。どんな結果であっても、それが必然であるんだということを意識して生活できれば、あらゆる事象に感謝できるのではないかと感じます。
「こう思っている人に、わざと悪用してくる輩がいるのですが、それには、毅然とした態度で、タンタンとやりすごしましょう。」
そのことで、今の苦しい環境も必ずよくなると思います。
けして、愚痴や不満だけにならないこと。
そして、最後に「ありがとう」をそえて。