なにやら、関係なさそうなタイトルをつけてしました。
なんだと思います?
今日の話。
ちょっとお付き合いくださいませ。
がん治療で以前、三大治療法という記事を記載しました。
がん治療も進歩してきており、
いろいろな治療が複合的に集学的治療されているのが現実。
一つの治療ではないんですね。
大昔、がん=手術または、それにともなって、がん=死という人前で話せない時代もあったようです。
今では、先進医療が話題になる位、いろいろな治療もあり、がんについて語ることができる時代になっています。
しかしながら、がん検診率の低さをみればわかるように、これだけ死亡原因1位にも関わらず、まだまだ他人事として捉えているのが現状のようです。
その大昔には、がんと診断されて、よくお医者さまに「これは切ることができるんですか。切れれば大丈夫、切れなかったら絶望的というような位、手術中心のがんに対する認識。
現代も、他人事として捉えている以上、これくらいの認識の人が多いのかもしれません。
欧米諸国を見てみると、いかに楽に安く、的確に治療できるか、患者さんが主体になって考える文化になっているようです。
同じお金を出して満足できる治療をするために、いろいろ比較するんですね。
それは、家を購入する際に、間取りや交通、周辺、地域、日当り、敷地、金額・・・・な
どいろんな条件を見ながら購入するのと同じ。
いまや、自分の「がん治療」も様々な治療の中から、主体的に効果がありかつ満足できる治療を自らが選択していく時代になりつつあるのです。
命に関わることですよね。慌てないようにしましょう。
例えば、セールスマンから、この家が絶対いいから買いなさいといわれても、
金額はもとより、人生の価値感とか、これまでの生活習慣が絡み合う家を買う際に、
「そうですか、はい」といって購入する人はいないでしょう。
同じように、この治療と説明されて、その場でサインするのではなく、一端、落ち着いて考える時間を持ち、自分にあった治療を選択するよう心がけていくことが大切です。。
その治療を受けるメリット、デメリット。
ほとんどが「がん」と診断されても、すぐにがんは進行するものではありません。(その状況にもよります)
ですから、セカンドオピニオンの意見を聞いたり、調べたりする時間があるのです。
がんは、自分のこれからのQOL(生活の質)を考え、ゆっくり治療を選択し、きまった
らその治療に専念していく人が増加してきています。
日頃から、早期発見、早期治療を心がけて、その先のこと、病気そのものを予め知っておくことが、もし「がん」に罹患したときの治療の選択に役に立ちます。
日本人に一番おおい「がん」。2人に1人が罹患すると言われているくらいですから
しっかりと学ぶことが大切です。
本来なら、「がん」という病気に関しては、学校教育に取り入れてもいいくらいだと思
います。定期的に「がん」を勉強する機会をつくるとか。
それだけ増加している病気なのですから。
健康立国していく日本になるといいなと感じます。