これだけ急増している「がん」にも関わらず、私たちはがんについて、どれだけのことを知っているのでしょうか。
体の中で勝手に増殖して自ら命を落とす「がん」。
その自分勝手な「がん」の性格を知っておきましょう。
人間の体には、よくこぶみたいなものができることがありますね。手にできるイボはその一種でもあります。
また体の内部でも例えば子宮筋腫とか、脂肪腫とかいわれるものができますが、これらは成長があるところでとまり、
またがんのようにあちこちに転移(飛び火)しないので命に関わることはありません。
しかし、がんは腫瘍に仲間ですが、悪性の腫瘍とよばれる「こぶ」なのです。
がんが悪性とよばれる理由は、
1、がん細胞は人間の正常な新陳代謝の都合を考えず、自律的に、勝手に増殖を続け止まることがないこと。
2、がん細胞は他の正常組織が摂取しようとする栄養をどんどんとってしまい、体が衰弱しいわゆる悪液質になってしまうこと。
3、体のあちこちに転移(飛び火)して、次から次に新しいがん組織を作ってしまうこと
この3つです。
がんを早期発見する効果は、この転移がないうちに見つけることであり、原病巣を手術できれば再発のおそれはないところにあるということです。
わがまま、自分勝手、盗む食いする、悪い仲間を増やす。普通の仲間に迷惑をかける。いわゆる嫌な奴です。できれば、こういう人とは関わりたくないというようなものが体の中にできることなのですね。
その為にには、日々の生活習慣はもちろん、正しい心の持ち方からストレスをためないなど毎日の予防が大切になります。
類は類を呼ぶ。正しい習慣のところには、正しい習慣のものが引き寄せられるもの。
そういう嫌な奴と関わる確率は格段減ることでしょう。
それでは。