各地方自治体では、無料のがん検診を実施するようになりました。
それだけ、がんが急増しているのです。
国としての急務なのです。
これだけ長生きする時代になって、体の仕組み上、だれでもなる可能性があるってことを認識しないといけません。
子宮ガン検診も行なわれていますが、検診の結果異常がなくても定期的にうけることが大切です。
原因となる、ＨＰＶに感染していいたり、検診後に感染した場合、今後子宮頸部の細胞に異常が生じ将来的に子宮頸がんになる可能性はゼロではないからです。
検診で異常が発見されなかった場合でも、少なくとも１年～２年に一回は検診をうけることが大切になります。
仮に子宮ガン検診で要精密検査となったからといって、すぐに子宮頸がんであるのではありません。
子宮頸がんの細胞診で異常な細胞が見つかった場合、細胞の様子をさらに詳しく調べる精密検査が必要となります。
精密検査は、「コルボ診」と「細胞診」のセットで行なわれています。
「コルボ診」～コルボスコープ（膣内拡大鏡）とよばれる器具を膣内に挿入し３％酢酸を塗布したのち、子宮頸部粘膜表面を拡大して観察する方法です。肉眼でみることができない病変や初期がんを発見することができます。
「細胞診」～コルボ診で異常が疑われた部分の組織を数ミリとって調べる診断法です。病変がどれくらいの深さまで及んでいるかしることができます。検査の痛みもほとんどなく出血もわずかです。