毎日、トレーニングにしてるけど最近効果があがらないなあ～と思う方、最近、体が重いと感じることってないでしょうか。
トレーニングは日頃の積み重ね。筋力、持久力を高めるにはハードなトレーニングが大切。
しかし、毎日休まないトレーニングって効果があるんでしょうか。ふと思います。
トレーニングなどを行なったとき、一時的に細かな筋繊維（筋肉を構成する繊維状の細胞）が損傷します。
そのあと、筋肉は損傷を受けた負荷に対して負けないようにと強い筋繊維を再生しようとします。
このとき、適切な休養と栄養を伴うと、トレーニングを行なう以前より強い筋肉が形成されます。
この現象を超回復といいます。
筋力トレーニング以外も同じです。個人差やトレーニング量にもよりますが、筋力を回復させ強い筋繊維を作るには基本的に適切な栄養と２４時間～４８時間程度の休養が必要といわれています。
この栄養と休養を適切にとった場合筋力がトレーニング前より増加します。
しかしこの超回復期は長く持続しません。
この超回復期にトレーニングを行なうことでもっとも効率的な筋肉の機能を高めることができるのです。
無条件でおこるものでもなく、通常に受けている以上の負荷をトレーニングによって与えその後の回復に必要な栄養と休養を与えてはじめて実現されます。
ただし、必要以上の負荷をかけたり、休養が不十分でトレーニングを行なうと、どんなにトレーニングを積み重ねてもどんどん筋力が落ちてしまい、超回復を得られなくなってしまうところからケガの原因にもなりかねないので注意しましょう。