がんの早期発見のためには、やはり「がん検診」。検査技術も大幅に向上してきてます。最近きくようになった「ＰＥＴ検査」。
これは、薬剤を体内に注射して薬剤ががん細胞に集まる所をうつす検査技術です。
「陽電子放射断層撮影法」とも訳されます。
がん細胞が通常の細胞より多くのブドウ糖を食べる性質を利用して「がん」検査するものです。
がんのＰＥＴ検査は今後急速に伸びていくものと思います。
まだまだ認知度が低く医療者側の丁寧な説明と言葉と知識の普及が今後の課題といえるでしょう。
実際にどのような流れで検査していくのでしょうか？
「日本医科大学検診医療センター」の流れを参考にまとめてみます。
検査前は５時間の絶食ですが、糖分を含まない水、飲料水は自由に飲んで構わないそうです。
①問診をします。内容は問診票確認、身長体重測定、採血（血液検査を受診される方）（２０分程度）
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②薬剤となるブドウ糖製剤（ＦＤＧ）を静脈に注射します。（５分程度）
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③体内に薬剤が十分にいきわたるように安静にします。（１時間程度）
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④台の上に仰向けになり、そのまま台ごとドーナツ状のスキャナーの中を通過しながら全身の断面を撮影します。（３０分程度）
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⑤回復室にてしばらくリラックスして、検査終了となります。（３０分程度）
帰宅後検査の為に注入した薬剤が対外に排出されるまで１日かかります。そのために検査後薬剤により発生した放射線が完全に消えてなくなるまでの１日間は以下のことに注意しなければなりません。
・妊婦さんや乳幼児への接触を控えること。
・使用された薬剤は尿として排出されるのでトイレの後はよく手を洗うことなど。
検査結果は郵送になります。
この検診医療センターでは「オンライン予約」ができます。
保険適用についてですが、以下の疾患について保険適用が認められています。
保険適用となる場合は、他の診療と同様、３割負担で約２５，０００円～３００００円となります。適用外が自由診療となります。
保険適用の疾患について
・肺がん・大腸がん・頭頸部がん・膵がん・乳がん・転移性肝がん・原発不明がん
・悪性黒色腫・てんかん・脳腫瘍・悪性リンパ腫・虚血性心疾患・食道がん・子宮ガン
・卵巣がん
保険適用を受けるには、このほかいくつかの適用条件があり医師からの紹介状が必要となります。（所定の診療情報提供書）
詳しくはかかりつけの医師にご相談ください。
クレジット利用も可能。
マスターカード、ＶＩＳＡ、ＪＣＢ、セゾン、ダイナースクラブが利用可能だそうです。
こちらの病院には下記サイトから予約できます。
