ずっと見たいと思ってきたけどなかなか時間が無くて、たまたまGYAOで無料配信しているのを見つけて夜中に見てしまった😆
OLの2年目である芽衣子とバンドマンになる夢を諦めきれない種田。芽衣子は種田のために働いてるつもりだったが仕事が辛くなり「辞めていい？」と思わず種田に聞いてしまう。種田も「辞めればいいじゃん」の一言。OLを辞めてしまった芽衣子と収入がなくなることに不安を覚える種田。元々種田は将来のことに不安しか抱いてなかったが芽衣子と2人で寄り添いながら生活していた。そんな時芽衣子の一言で「ソラニン」を作成し、音楽会社に持ち込む。結果的に音楽会社とは縁がなく、2人の交際も別れを迎えそうになるが持ちこたえ、種田自身も決意新たに頑張ろうとしているところで…
将来のことに希望や夢はあっても不安しかないって言うのは凄くわかる。私自身そうだし笑
でも、それをちゃんと支えてる芽衣子は大人で凄いなぁって思う。
この映画は誰がすごいとかじゃなくて、役者さんみんなそれぞれあった役だなぁって思う。宮崎あおいさんは献身的に支える役が合うし、高良健吾さんは夢に迷いながらでも一生懸命生きる役、桐谷健太さんはムードメーカーの役、近藤洋一さんは初見の方だけど合ってた思うし、伊藤歩さんはお姉さんって感じの役。それぞれのいい所が出てたなぁて、自然体の演技ってこういうのだなって思った。自然体の演技が今私に必要なものだから見ることが出来て学べてよかった！！
そして、ラストの歌うシーン。思わず涙がでた。
人を引き込む歌だった。
女優は演技だけじゃない、役によったら歌わないといけない。歌えないといけない。オールマイティーに出来ないといけないと再確認！！！！！
頑張ろう！！！！！
人生悩んで迷って、夢を追いかけて、諦められなくてっていう当たり前のことが描かれている青春映画。映画のラストはほんとに感動。素敵な作品だと思う！！
ソラニンはじゃがいもの毒芽。別れの歌にも思われるこの曲で種田はどっちの意味を込めて歌ったのか考察するのも楽しいと思う。
わたしは新しい決意の歌だと思いたい。毒芽がなくなった新しい自分を表現したいのだと。
だからこそ芽衣子は最後のシーンでソラニンを歌った。想いとさよならするのではなくさなしみにくれる生活とさよならするために。
皆さんはどう思いますか？見てみてください！！！！！そして考えてみてください！