先刻、「スマホの乗っ取り」というニュースを耳にして、大変驚いています。
以前からその種の話は耳にしていましたが、そんなものは『ウイルス』だのセキュリティミスと聞き流していましたら、、、
『偽造マイナンバーカードを使ったとみられる手口でスマートフォンの「乗っ取り」被害が起きた。』とのことらしいですね。
はて?と思い、ネット検索してましたら
「河野太郎デジタル相は今月10日の会見で、マイナンバーカードのチェック方法に自ら言及。」
「本物なら、カード券面の右上に描かれたウサギが傾ければ色が変わるなどと紹介。」てなことでした。
マイナンバーカード(資料写真)。右上のマイナちゃんの色が角度によって変わるかどうかがポイントらしい
・・・ヒエー!
マイナンバーカードの真偽の確認を目検してたのですか???
マイナンバーカードには「世界に一つしかない本人確認のための電子証明書」が格納されているのではないのでしょうか?
なぜ、電子証明書のシステム確認(=ICチップの確認)によって、当該マイナンバーカードの真偽確認をしないのでしょうか?
マイナンバーカードの偽造なんて、電子署名の確認(ICチップの確認)をすれば、そもそもできるものではないはずです。
河野大臣は、「(その場での)ICチップの読み取りが確実な偽造対策で、厳格な本人確認ができる」とも述べたようで、読み取りに活用できる民間開発アプリの有無を調べる方針とのことです。
そのアプリがなければ、デジタル庁が早急に開発し、事業者らへ無償提供する意向を示したとのことです。(読売/高田みのり)
マイナンバーカードの本質は、電子署名(改ざん防止)・本人確認にあるはずです。
それを、カードの券面を目検なんて・・・偽造されるはずです!!!
”癒しの女神”は憤っている
ーおまけー ※マイナンバーカードには電子証明書を内蔵しているはずでしょう?
No : 7396 (マイナポータルより抜粋)
公開日時 : 2023/05/11 07:11
マイナンバーカード用電子証明書とスマホ用電子証明書の違い・関係はなんですか。
マイナンバーカード用電子証明書はマイナンバーカードに搭載される電子証明書です。マイナンバーカードのICチップ内に格納されています。マイナンバーカード用電子証明書には、署名用電子証明書と利用者証明用電子証明書の2種類があります。
スマホ用電子証明書はスマートフォンに搭載される電子証明書です。スマートフォンのGP-SE(GlobalPlatform準拠のSecure Element。セキュリティ機能を有したICチップのこと)という安全な場所に格納されています。スマホ用電子証明書には、スマホ用署名用電子証明書とスマホ用利用者証明用電子証明書の2種類があります。
マイナンバーカード用とスマホ用の電子証明書はそれぞれ別のものとなり、お一人最大4種類の電子証明書を取得することになります。
また、一部対応機種では、スマホ用利用者証明用電子証明書の利用時に、4桁のパスワード入力の代わりに生体認証を用いることができます。
なお、スマホ用電子証明書の利用申請・登録を行うためには、マイナンバーカード用署名用電子証明書が必要になります。また、マイナンバーカード用電子証明書が失効すると、スマホ用電子証明書も失効します。