贅沢な時間は人それぞれ。


美味しい食事の時間、友人と語り合う時間、家族団欒の時間、お酒を飲む時間、映画をのんびり見る時間…



コロナ前はこれらが贅沢な時間だった。



今の私の贅沢な時間は犬と散歩する時間。


こんなたわいもない時間が贅沢な時間になるとは思いもよらなかった。



コロナ禍で専業主婦になり、流産をして、犬を飼った。



流産をしたからなのか、元々実家でも犬を飼っていたことがあるからなのか分からないが、私にとって今飼っている犬は我が子であり、相棒でもあり、宝物になった。




2人で朝日を浴びながら歩く贅沢

2人で暑い日差しを感じながら歩く贅沢

2人で鈴虫の音を聴きながら歩く贅沢

2人で夕日を眺めながら歩く贅沢



お散歩では犬と1対1で向き合い、歩きながら移りゆく季節を感じる。



日本語はしゃべらないけれども、アイコンタクトや表情で私に語りかけてくる。



どの表情も見逃さずに大切に大切にしていこう。



こんな贅沢を味わえることに感謝しよう。



母の病院の送り迎えや、夫の送り迎え、食事の用意、掃除洗濯、銀行、自治会、なんだかんだで子なし専業主婦でも忙しい時は本当に忙しい。


それでも毎日お散歩という贅沢があるんだから、私は幸せ者なんだと思う。