箕面昆虫館 | カメポンニュの足跡

カメポンニュの足跡

関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 29日は先週に続いて箕面昆虫館の当番であった。午前中のプログラムは他の人が当たっていたので私は午後だけである。でも、朝から家を出て自転車を漕ぐ。暑い。箕面についてドライブウェイを登る。聖天展望台に到着する。

 後ろのカゴノキの樹皮の模様が面白い。展望台へ上がるとネジキの実を見る。先週より実が育ち上を向きだしている。花の時は下向きで咲いて実は上向きになるのは何かいいことがあるのだろうか。

 アカメガシワはまだしっかりと咲いている。つぼみのあるのでまだまだ頑張りそうだ。

 今日のお目当てのリョウブ。

 先週と比べてほとんど変化がない。なかなかしぶといつぼみだ。次回の当番の時に見に来なくてはいけない。

 大日駐車場まで進む。先週よりたくさんの車が止まっている。まだ満車ではない。ここで引き返していつもの昼食場所へ行き、いつもの納豆定食を食べる。ワンパターンを解消したいがなかなかそのエネルギーが湧いてこない。

 一の橋の駐輪場へ自転車を止めて龍安寺へと向かう。菩提樹の花はもう終わり実になりかけている。こちらの変化は速い。

 昆虫館へ行く。今日も先週と同じでYさんとペアだ。安心して取り組む。今日もヘラクレスはこの子だ。

お客さんの子供が「これはヘラクレスリッキーだ。」という。根拠を聞くと「下の角の真ん中付近の突起がヘラクレスヘラクレスは2本あるがこれは1本だ。」という。私たちはヘラクレスヘラクレスだと聞いている。よく観察すると少し小さな突起がある。これではないかと聞くと「個体差があるから…。難しいよね。」と言って立ち去って行った。色々と勉強になる。ありがたい。

 放蝶園では今日はたくさんのコノハチョウがいる。うれしいがあまり見つけすぎたらありがたみが薄れる。

 今日もオオゴマダラの終齢幼虫がいなかった他のでシロオビアゲハの幼虫を見てもらう。

 葉の裏は色が薄いので良く目立つ。お客さんには葉の表につけてみてもらう。保護色というのがぴったりとわかる。

 これは突然変異の幼虫。なかなか美しい。

 黄色の色素を作れない個体だそうだ。青色+黄色=緑色。美術の知識を持っている子供さんにはしっかりと入る。色々と楽しんで帰ることができた。