27日はうちの班内の観察会があった。私が案内をするという恐ろしいことになっている。昨年計画して中止になった箕面を案内することにした。阪急ハイキングで大混雑の箕面駅に10時に13名が集まった。たくさんの参加がありがたい。植物のことは皆さんに任せて地形や岩石などを観察してもらう。箕面大滝には12時過ぎに到着。いい時間だ。上の東屋がいつも空いているのでそこで昼食をとる。12時50分に出発して箕面公園昆虫館を目指す。昆虫館では今まで頑張っていたヘラクレス・オリエンタリス君が昇天していた。新しく元気なヘラクレス・ヘラクレス君が加入していた。やはりこちらはオリエンタリス君より大きい。また、角の先の毛を触れるのが素晴らしい。
ふれあい体験などをしてもらってから2時30分開始の放蝶園バックヤード見学を待つ。皆さんはそれぞれ思いのまま楽しんでおられる。それぞれの方の個性が出ていて蝶を見るより面白い。今日はツシマウラボシシジミが特別に話されているということで探してみる。私のフシアナアイでも簡単に見つかる。飛んでいるときはちょこちょこと動き見えにくいが止まるとウラボシがしっかりと見える。
皆さんがいろいろと楽しんでいるうちにコノハチョウを見つけた。私が自分の目で発見したのは数回しかない。今日の奴はしっかりと擬態している。なかなか賢い個体である。
しかし、この蝶は基本的には間抜けだと私は勝手に思っている。こんなところになぜ止まるのだ。
壁に止まっていたら擬態の意味がない。超名人技を持っているのに生かし切れていない。まあ、この間抜けさが私が好きなところである。
バックヤードなどを2班に分かれて見学してもらって解散となる。箕面駅ではいい飲み屋がないので皆さんと家路に着く。十三で一人おりてからは・・・。やはりいつものパターンとなった。疲れをいやして家に帰った。