武田尾での昆虫観察会 | カメポンニュの足跡

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関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 22日は箕面昆虫館で行われる昆虫観察会の下見があった。私は当日は欠席するのだが下見に行ってもいいかと尋ねたらOKとの返事があった。当日参加するボランティア2名と冷やかしの2名、スタッフ2名で武田尾駅に集まった。私は当然のことながら自転車で参加した。長尾山トンネルまでは長い上り坂だ。じっくりとペダルをこいで登りきる。トンネルを抜けると橋が架かっている。横にはブラシ状の花が咲いている。多分ウワミズザクラだろう。

 ここからは下りが続く。軽快に下って武田尾駅に着く。100円で自転車を預ける。9時30分に全員がそろい出発する。普段はここはうちのグループで来るので植物観察が主体である。昆虫などはほとんど気にかけたことがない。でも、早速一杯虫が飛び回っていると気が付いた。カワゲラの仲間らしい。

セミのミイラもある。これは珍しいかも…。

アブラムシかと思ったが何かの卵のようだ。

これはアカタテハの幼虫。

こうして家を作っていく。

ヒメツチハンミョウ。毒があるので触らないほうがいいと教えてもらう。ついつい触りたくなるつやである。

 昆虫館のスタッフはしっかり写真に収めている。植物でも昆虫でもこんな人が多いものだ。普通の人間社会では異端である。

 この集団はヨコヅナサシガメの終齢幼虫。中にいる赤い奴は脱皮したてだとい

この毛虫はクワゴマダラヒトリの幼虫。触っても大丈夫だというがあまり触れたくない感じである。

これはマルカメムシ。匂いもしっかり出すという。

 河原に降りるとこんな小さなぱったたに気づく。ノミバッタだ。

ヒシバッタやハネナガヒシバッタなども教えてもらう。

これもヨコヅナサシガメ。

カワトンボもいる。

この背中がとがっているのがトビゲラ。

最後に観察したのがモンシロドクガ。これも触らないほうがいいという。まあ、こいつは触る人はいないかと思う。

 この日はたくさんの昆虫を教えていただいた。12時30分に解散し皆さんは帰路につかれた。私は川を眺めながらお弁当タイム。静かでいい感じだ。食後は自転車にまたがり長尾山トンネルまでの登りをじっくりと楽しんだ。いつもと違う経験ができてよかった。